2007年06月29日

【セビリア】メトロセントロ9/17開業報道出る

アンダルシア州セビリア(Sevilla / Seville)の中心部に建設された路面
電車,メトロセントロ(Metrocentro)の第一期区間は,先週6/21に関係者
らを乗せて初の全線走行が行われ,このあと7月から試運転が開始される
予定ですが,初めて9/17と具体的な営業日の情報がもたらされました.

報道によれば,Plaza NuevaとPrado(de San Sebastián)間の約1.4キロを
所要時間5分少々で結び,4本の車両を使って5分間隔で運転されます.
また,午前6時から週末は未明の午前2時まで運転されるとのことです.
追記 : 2007/7/08
その後の報道によれば,9/24(月)開業と,市が発表した模様です.
8 de Julio de 2007 El tranvía se inaugurará el 24 de septiembre
(Diario de Sevilla ニュースへのリンク)

完成している路線の大部分の区間で,思い切って原則として一般車両の
通れないトランジットモール化したこともあり,新しいものにはとかく
批判的なセビリア市民の間で,色々と議論もあったそうで,今は延長の
話が紙面をにぎわせているようです.

車両は,同じセビリアのメトロ(Metro de Sevilla)に使用されるものが
先行して使われます.中心部は地下を走り,郊外では地上を走るメトロの
開通は早くても2008年秋ですが,車両は一部が届いていました.当面は
このCAF製100%低床車を利用します.
当面というのは,何度か紹介しているように,セビリャ大聖堂(Catedral
de Sevilla)の前を景観を保つために,架線なしでも走れるような車両が
納入されるまでということです.メトロセントロ向けの車両は架線レス
でも走れるようにバッテリー搭載が予定されていますが,セビリアの夏は
大変な暑さなだけに,バッテリーでの走行を危惧する声もあります.

また,車体幅の問題からか,車両がプラサ・ヌエバ(Plaza Nueva)の停留
所に出入りできないという一幕もありました.メトロセビリアの車両が
メトロセントロ用として到着した直後で,市民にお披露目される直前の
5月前の話です.これには,突貫工事で対応したようです.

今のところこの記事だけが具体的な日付を出しています.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
27.06.2007 El 17 de septiembre nos subiremos al tranvía
(20 minutos ニュースへのリンク)

左は,Archivo de Indiasの停留所から大聖堂方面を望むところ,
右は,ガントレットになっている大聖堂前,
Sevilla-Metro_Centro1.jpg Sevilla-Metro_Centro2.jpg

下は,セビリャのバスステーションにほど近い,Pradoの停留所に現在
留置されている車両です.
バスステーションの隣に車庫を建設中ですが,どうやらそれまでは金網と
警備員付きで,ここに置いておく模様です.
Sevilla-Metro_Centro3.jpg

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.

セビリア メトロセントロ(Metro_Centro) 関連過去ログ :
2007/2/19 メトロセントロの車種決定?
2006/12/26 聖週間には架線取り外し?
2006/11/10 市電工事ストリーミングビデオに
2006/10/20 市電工事が観光に打撃
2006/9/16 市電建設工事中に遺跡見つかる
2006/8/05 大聖堂前は仮設の架線で
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2007年06月28日

【カッセル】レギオトラム8/19から市内直通へ

すでにドイツの鉄道情報サイトなどでも紹介されているように,カッセル
(Kassel)のトラムトレイン,レギオトラム(RegioTram)がカッセル中央駅
から駅舎をくぐり抜けて市内中心部に乗入れる時期が,当局の許認可が
下りることを条件に,8/19の予定であることが明らかにされました.
頭端式の駅で駅舎の下を抜けるために新たに必要となっていた,カッセル
中央駅のレギオトラム専用のホームは,7/06完成が予定されています.

8/19に最初に鉄道とトラムの直通運転を果たすのは,WolfhagenへのRT4
系統とのことで,この路線は非電化区間ですので,直流とディーゼルの
ハイブリッド式レギオシタディス(RegioCitadis)が用いられています.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
26.06.2007 Regiotram rollt in die City
(HNA Online ニュースへのリンク)

同じアルストム製の交直両用のレギオシタディスが使われる路線は,その
四週間後の9月から市内への乗入れ開始が予定されているようです.
非公式ながら非常に詳しい情報を提供しているサイトのニュース欄から.
27.06.2007 RegioTram-Start am 19. August 2007
(www. Tram-Kassel. de へのリンク)

新しいものではありませんが,PDFファイル版の路線図へのリンクのある
公式サイトのページ : Liniennetz
(NVV 公式サイトへのリンク)
NVV : Nordhessischer VerkehrsVerbund

バードアイ画像で工事中の時の様子を上から見ることが出来ます.
Kasseler Hauptbahnhof (Kulturbahnhof) (南向き)
(Windows Live Local bird's eye へのリンク)

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.

カッセル中央駅と直通運転の関連過去ログ :
2007/2/20 中央駅の工事順調に進む
2006/12/31 RegioTram新系統と本数削減
2005/9/06 トラム-トレインの中央駅を着工
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2007年06月26日

【シャーロット】Lynx車両基地完成で一般公開

今月初めメクレンバーグ郡(Mecklenburg County)のトランジット売上税を
見直す機会をつくろうとしている署名が規定の数に達していることが確認
され,今年11月の選挙でこの地域のライトレール計画などの主要財源と
なっている0.5%の売上税の是非が問われることが正式に決まり,2月に
ささやかれていた先行開業の話も最近は聞かれなくなるなど,このところ
開業前から逆風の強いCATSのライトレールLynxですが,その車両基地が
先週の土曜(6/23)に完成,一般公開されたというニュースがありました.
CATS : Charlotte Area Transit System

(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
Jun. 24, 2007 Light rail facility draws tours, questions
(The Charlotte Observer ニュースへのリンク)

この記事の情報によれば,車両基地はClanton Roadの近くとのことで,
駅で言えばNew BernとScaleybarkの間にあるようです.
Google Mapsではいくつか空き地が見えますが,特定はできません.
また,工事は85%が完了して11月には開業予定と発表されたほか,見学者
からの質問に答える形で,Lynx向けシーメンス製車両のお値段が1本270万
ドルであることなども記されています.
LYNX Blue Line - South Corridor
(Descriptionの中にPDFファイル版の路線図があります)
車両概要 : Light Rail Vehicles
(City of Charlotte & Mecklenburg County Government 公式サイト)

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.

シャーロットのライトレールLynx関連 最近の話題 :
2007/4/09 集まったLRT反対署名の疑問
2007/4/03 トロリー#85 現役引退か?
2007/3/28 LRT計画反対署名にCATS反撃
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2007年06月24日

【リンツ】登山鉄道低床化の製造会社変わる

3か月ほど前に,オーストリアのリンツ(Linz)にある粘着式では世界で
最も急勾配と言われるペストリングベルク鉄道(Pöstlingbergbahn)が,
利用者増を狙いリンツ市電と直通運転を行うべく,改軌工事を行うととも
に,100%低床の新車を購入するだけでなく,在来の車両も改造を行うと
いう話がありました.

その話自体は継続していますが,新車製造と旧型車の改造を手がけるメー
カーが変更されるようです.
価格の問題でFTDとの契約は取り消され,代わりに新車製造は最大手の
ボンバルディア(Bombardier)となり,4本の予定が3本に減ります.1本は
オプションに格下げとなりました.一方,改造のほうはVossloh Kiepeが
請け負うとのことです.
FTD : Fahrzeugtechnik Dessau AG

(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
23.06.2007 Pöstlingberbahn: neuer Hersteller für die Wagen
(OÖNachrichten ニュースへのリンク)
23.06.2007 Neuer Produzent für Pöstlingbergbahn
(ORF.at ニュースへのリンク)
Neue Hersteller für Alt- und Neufahrzeuge der Pöstlingbergbahn
(newstix へのリンク)

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.

ペストリングベルク鉄道関連 過去ログ :
2007/3/20 登山鉄道の低床化と市電乗入れへ
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2007年06月18日

【ケノーシャ】7周年を迎えるも利用は一日50人

ウィスコンシン州ケノーシャ(Kenosha)では,今からちょうど7年前に,
2マイルに満たないながらも街の中心部をループ運転する,路面電車が
復活しています.
最近は,Windows Live Localでもケノーシャをバードアイ(bird's eye)
モードで見られるようになり,その路線を余すことなく俯瞰することが
できるようになりましたが,それを見るにつけて,この路線に一体どれ
くらいの人が乗っているのだろうと,常々疑問に思っていました.

路線は東西に細長いループ線で,西の端にはシカゴから日に数本の通勤
列車Metraが発着する駅に隣接,東の端はミシガン湖で,途中に博物館
なども出来ましたが,バードアイ画像撮影時点では空き地も多く,ループ
線に囲まれた内側は,新しい住宅地の様相です.
車両には,先ごろ大々的なライトレール計画を発表したトロントで使わ
れてきたPCCカーであることからも,観光客が目当てのようですが,これ
だけで果たして観光客が乗るものでしょうか.

先日,その具体的な一日の利用者数が,同じウィスコンシン州のマディ
ソンに路面電車を復活させようという話の関連で,記事に載りました.
それによれば,春夏の平日には50人程度,土日でも平均200人ほどで,
これが冬や秋にはもっと減るというものでした.それでも,ケノーシャを
訪れる人の3人に一人はストリートカーに乗車すると言われています.
ケノーシャのストリートカーの運賃は,1乗車につき25セントです.
APTAによれば,運賃収入で賄えるのは2004年には運行経費の9%でした.

しかし,通勤客を大量輸送して道路混雑を緩和させることが目的の一つ
であるライトレールとは異なり,中心部を走る短距離のストリートカー
は,いかに中心部復興の火種になるかが課題のため,利用者数の多少は
あまり問題ではないようです.

もっとも,ケノーシャの場合は街の開発計画があったからこそ路面電車を
建設できたようなものらしく,その意味でも異例かもしれません.また,
そのことが,建設費をマイルあたり250万ドルにすることができた要因に
なっているようです.
その他にも,ケノーシャでは大半が併用軌道ではなく,南側では中央分離
帯の中を走り,北側では道路のさらに北を専用軌道で走っていますが,
これは,この地区の再開発と同時に建設できたからこそであることや,
停留所がバス停なみに脇に標識があるだけで,高床のPCCカーにリフトを
設け,ホームは特に作らなかったことなどが,建設費を安く抑えることが
できた要素になっているそうです.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
6/16/2007 In Kenosha's tracks? How a streetcar system works in
southeastern Wisconsin
(The Capital Times ニュースへのリンク)

Creative Commonsで利用できる画像がありましたので貼り付けます
by StacyK (flickr) (Taken on September 3, 2006)
Trolly

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2007年06月16日

【NY】唯一米国で公共交通通勤が過半数超え

米国では通勤に,どれだけの人がタクシーを除く公共交通機関を利用して
いるのか,国勢調査の2005年分のデータがまとまり,ウェブサイト経由で
参照できるようになっています.

大都市のなかで,公共交通が通勤に最も利用されているのは,ダントツで
ニューヨークでした.2005年には約187万人が利用し,全通勤者343万人の
およそ55%を占めています.縦横に張り巡らされた地下鉄路線と,それを
凌駕するほど充実している路線バスが,大いに利用されているようです.

これにワシントンDC,サンフランシスコ,ボストンなどが30%台で続き,
フィラデルフィア,シカゴが20%台,以下,ボルチモア,シアトル,ベイ
エリアのオークランドが10%台後半で続いています.

その他,2005年国勢調査のうちの通勤手段を簡単にまとめた記事が出て
いました.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
June 13 2007 New Yorkers are top transit users
(CNN Money へのリンク)

研究などで使われる際は,オリジナルのデータを下記サイトで地域ごとに
参照してください.
Data Set: 2005 American Community Survey
(American FactFinder へのリンク)
左側のメニューにある,Change geography (state, county. place...)を
クリックすると,地域ごとのデータを参照できます.

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
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2007年06月15日

【マルセイユ】新大統領トラム開業遅らせる

マルセイユの新しいトラムは,これまで6/30開業とされてきましたが,
この日ではフランスの新大統領のスケジュールがあわず,式に出席でき
ないため,マルセイユ市は復活するトラムの開業日を延期した模様です.

トラム建設は国を挙げた事業なので,開業式典には大統領の出席が不可欠
なのかと思いたいところですが,現実には,大統領不在では自ら手がけた
計画の仕上げを市民にアピールできないと,改選を控えた市長の政治的な
判断が働いたようです.

前任のシラク大統領も,各地のトラム開業式典に出席してきましたが,
今度の新大統領にとって,恐らくマルセイユが開業式に大統領として出席
する最初のトラムになることでしょう.

ただし,2006年のミュルーズの例にも見られるように,開業するまでは
一般客の乗車がままならないというわけではなく,運行開始は6/30に予定
されており,7/03までは運賃無料で開放されると,市のページには現時点
では記されています.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
Derniers essais avant la mise en service du 30 juin ...
(Ville de Marseille マルセイユ市 公式サイトへのリンク)
現地時間6/13に更新されたページを見て書いていますが,まだ6/30開業と
なっている部分が更新されずに一部残っています.

オンライン上で検索できた記事はこれだけでした.上段では新トラムの
部分開業が遅れると伝えているものの,その続報の下段では最終的に運行
開始は6/30にすると市が発表したことが記されています.
12 juin 2007 L’inauguration du tramway retardée
12 juin 2007 Le tramway sur les rails dès le 30 juin
(La Provence ニュースへのリンク)

しかし,現場サイドでは苦労があるようです.現在,盛んに試運転が行わ
れているものの,自動車との衝突を避けるために速度を落として走らなけ
ればならず,ダイヤ通りに試運転できないと伝える記事もあります.
14 juin 2007 (La Provence ニュースへのリンク)
Ces carrefours où le tram freine pour éviter la collision
何十年も前に一度譲った道路の優先通行権を,自動車から取り戻すには,
時間が掛かりそうです.

この掲示板の投稿にあるリンク先に,非公式と思われますがよく出来た
トラムとメトロの路線図のPDFファイルがありました.
Trams à Marseille (Page 3)
(Forum SARA 掲示板へのリンク)
Un petit schéma...をクリックするとPDFファイルで展開されます.

Creative Commonsで利用できる画像がありましたので貼り付けます
Tests du tramway by mildiou (flickr)
Tests du tramway
(Taken on June 7, 2007)

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.

マルセイユに復活する関連 過去ログ :
2007/3/02 新生トラム 街中で初運転
2007/1/23 【フランス】バードアイでトラム路線探索へ
2006/12/07 【LRV】地中海沿岸の街に続々と到着
2006/10/03 トラム建設にEIB融資決まる
2006/8/18 あのデザインが遂にデビュー
2006/2/07 新トラム来春開業は予定通り
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2007年06月14日

【パリ】ダイヤ改正でT3速度アップと増発へ

パリ市内に路面電車が復活して半年以上が経ちました.滑り出しは好調の
ようで,RATPのトラムT3(Tramway des Maréchaux Sud)では6/18にダイヤ
改正を行います.運転速度向上と運転本数の増加です.

これは予定されていたもので,増発は表定速度(la vitesse commerciale)
引き上げによりもたらされるものです.
昨年12月に開業してからは,慣らし運転ということで時速16キロだった
ものが,同18キロに引き上げられ,来年1月を目処に最終的には同20キロ
にまでなる模様です.慣らし運転はトラム車両や施設のためのみならず,
70年ぶりにパリの路上に現れた路面電車に,自動車などが慣れてもらう
ための配慮でもありました.

わずか時速2キロの向上ですが,所要時間が全線で29分から26分に短縮
されることになり,車両の回転が上がって増便を可能にして開業時には
一日350本の運転だったものを,386本にまで増やします.
ピーク時の運転間隔は5分から4分30秒に縮まり,輸送量が10%アップして
需要にこたえますが,沿線で催し物があった日には既に一日11万5千人の
利用があり,平日は9万5千人とか10万人の利用があるとか.路線バス(PC)
だったころには5万5千人だったと記す記事もあります.週末は通常7万人
程度ですが,5月の祝日前には10万人を突破したこともありました.開業
以来の累計では1200万人に迫っているそうです.
なお,トラムT3の停留所で一番利用されているのは,RER B線と交差する
Cité universitaireとのことでした.

(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
パリ市の発表(RATPのコミュニケと同じ内容) :
13/06/2007 Tramway T3, un franc succès : lundi 18 juin 2007,
une étape supplémentaire
(Ville de Paris へのリンク)

報道も取り上げていました.この他にAFPでも報じています.
13.06.2007 Le tram des Maréchaux monte en grade
(20minutes ニュースへのリンク)

追記 :
6/18からダイヤ改正でラッシュ時には4分半に1本の割合で電車が走る
予定でした.しかし,ふたを開けてみると,その日は15分間隔の運転
です.それは,RATPがストライキでT3の運転を間引きしたからでした.
ストは6/20までの3日間,終日の予定です.利用者はその間は普段にも
増して辛抱が必要のようです.
18 juin 2007 Une grève pour accélérer le mouvement
(MétroPole へのリンク)

Cité universitaireの様子(午前9時すぎ)
路上なのに幅の広い停留所が特徴のT3ですが,こんな時のためだった?
T3_perturbation1.jpg
テープでの放送が電停に流されていますが,文字の情報は大変少なく,
これはRER B線のCité universitaire駅にありました.
T3_perturbation2.jpg

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.

パリ市電 直近の過去ログ :
2007/1/01 T3はなぜ路面電車で建設されたか
最近のパリの話題 :
2007/6/07 7/01からバスとトラムは1枚の切符で
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2007年06月12日

【LA】大統領候補がライトレール建設に前向き

2008年の米国大統領選挙に立候補しようとしている民主党の候補の一人
が,当選の暁には現在の連邦政府の交通政策を見直し,道路の建設にでは
なく,エネルギー効率のよりよいライトレールの建設に多額の補助金を
投じると発表していました.

これは,ウェストハリウッド発でAP通信が報じたもので,ロサンゼルスの
悪名高い交通問題を解決するのに役立つライトレール路線網を構築する
ためのパートナーシップを設立すると公約したのは,ニューメキシコ州の
州知事リチャードソン氏(Bill Richardson)です.

同氏は,現政権がライトレールや高速鉄道など,大都市における環境に
配慮した輸送機関ではなく,その価値の疑わしい道路計画に補助金を出し
ていると批判しています.

いくつかのニュースサイトが,APの記事を掲載していました.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
The Associated Press 06/11/2007 Richardson says light rail could
transform LA, other cities

(CBS 2 Los Angeles ニュースへのリンク)
The Associated Press 06/11/2007 Richardson says light rail could
transform LA, other cities

(San Jose Mercury News ニュースへのリンク)

このサイトには,特に今回の件は掲載されていないようですが,何度か
ライトレールを建設すると報道されているようです.
Bill Richardson for President (キャンペーンサイト)

一方,LA地区の公共交通を担うLACMTA,通称メトロは,2008年度の予算を
発表しています.ライトレールなどMetro Rail関係への予算配分は全体の
24%弱で,大きな変化はありませんが,2008年度には24本の新車を受領,
LRV50本の調達に向けて動き始めます.
LACMTA : Los Angeles County Metropolitan Transportation Authority
June 4, 2007 Metro to Hold Public Hearing June 20 on Proposed
FY08 Budget

(LACMTA ニュースリリースへのリンク)
予算の44.6%は,バス路線に向けられます.

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2007年06月11日

【トラムトレイン】英国Network Rail社の計画

各地でトラムトレインの計画が立ち上がっていますが,鉄道発祥の地,
英国も例外ではありません.前にもどこかで読んだ記憶があるので,既報
かもしれませんが,イギリスの鉄道輸送事業とは分離された鉄道インフラ
事業で,鉄道施設(線路や信号などのインフラ全般や一部の駅など)を運営
するネットワークレール(Network Rail)は,英国運輸省(DfT)や主な鉄道
運行会社などと共に,トラムトレイン(tram-trains)を計画中です.
DfT : Department for Transport

まだ具体的な場所は示されていないものの,下記記事によれば,Network
Railでは既にイングランド北部でローカル列車を中心に運行する会社,
Northern Railとの協議も持たれているとのことです.Northern Railが
トラムトレイン運行に関わるなら,ニューカッスル(Newcastle),リーズ
(Leeds),マンチェスター(Manchester)などが候補地です.

本来はインフラ専門のネットワークレール(Network Rail)が,在来線と
市内の路面軌道の両方を走れる軽量車両を購入するための資金を投じる
ことになるようです.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
10/06/2007 UK in line for new tram-trains
(Sunday Telegraph ニュースへのリンク)

記事では,ドイツのカッセルを例に挙げています.
エネルギー消費量を軽減できるように設計された軽量車両が,二酸化炭素
排出量を減らすだけでなく,その軽量ゆえに,レールなどの消耗も抑え
られるほか,電車(EMU)全盛の日本ではあまり考えられないことですが,
加減速性能が在来車両よりも優れるため,所要時間の短縮にも貢献して
いるとしています.

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2007年06月08日

【Muni】開業後3か月で路線網再編へ動く

サンフランシスコのMuni Metroライトレールが,6/30に再び路線再編を
行うことになりました.4月上旬に新路線,T-Thirdが開業して一部改編を
行ったばかりですが,3か月足らずで再び系統の建替えを行います.
これまでにも紹介してきたように,新路線T-Thirdが,Muni Metro全線に
運行の遅れと混雑をもたらしたことで利用者の不満がたまり,それに一部
応えた形で,路線バスにも少しだけ手を加えます.
Muni : San Francisco Municipal Railway

ライトレールの系統変更は,次の通りです.
N-Judah
エンバーカデロ(Embarcadero)止まりを,Fourth and King streetsまで
延長し,T-Third開業前の状態に戻します.
J-Church
N-Judahとは逆に,ラッシュ時のFourth and King streets乗入れを廃止
して,エンバーカデロ(Embarcadero)止まりに.これも,T-Third開業前に
戻ることになります.
T-Third(Tサード)
主役?のTサードは,ライトレール全系統が走るマーケットストリートサブ
ウェイの地下区間(Market Street subway tunnel)内では,K-Ingleside
と路線を統合します.
これは,恐らく同じ車両がTサードとK-Inglesideを兼ねることになるの
だと思われます.Tサードとしてマーケットストリートの地下に入った
電車は,そこでK-Inglesideに変わり,K-Inglesideの終点Balboa Park
まで行きます.反対に,K-Inglesideとして都心に来た電車は,Tサードに
変わってSunnydaleまで行きます.
この統合でマーケットストリートの地下区間はスジが空きますが,そこに
廃止された区間運転のCastro Shuttle(シャトル)を復活させるようです.

N-Judahが復活するFourth and King streetsは,近郊列車Caltrainとの
乗換え地です.Caltrainで通勤している人達には,N-Judah復活は朗報の
ようです.それは,N-Judahが走る区間というよりも,N-JudahがLRV2本
併結で運転されるため,車内の混雑緩和が期待できるからのようです.
TサードやJ-Churchは,LRV1本単独のみでの運転でした.

(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
Muniの上部組織であるSFMTAが,ライトレールと路線バスの再編を発表
しています.
SFMTA : San Francisco Municipal Transportation Agency
SFMTA announces service changes effective June 30, 2007
(SFMTA 公式サイトへのリンク)

SFMTAの発表前にも,記事がすでに出ていました.
June 5, 2007 Bus, streetcar routes changing; T-Third line caused delays
(San Francisco Chronicle ニュースへのリンク)
Jun 6, 2007 N-Judah to Caltrain reinstated
(Examiner.com ニュースへのリンク)

米国の一部都市で始まった,Google Mapsの街路画像で見るMuniメトロ :
Muni MetroとCaltrainの乗換えができる,Fourth and King streets
地下から地表に出るMuniメトロ,Folsom and the Embarcadero Station
(Google Maps Street View へのリンク)
Google Mapsの英語モードの場合のみ路上の画像が表示されるようです.

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.

Muni サードストリート ライトレール 本開業前夜からの過去ログ :
2007/5/20 Tサード開業がもたらす遅延解消へ?
2007/4/20 Tサードの遅れがシステム全体に波及
2007/4/06 Tサード正式開業間近に2つの不足
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2007年06月07日

【パリ】7/01からバスとトラムは1枚の切符で

パリなどイルドフランスでは,7/01にRATPメトロやトラム,バス,SNCFの
RERなどを含む,STIF全体で運賃改訂が行われる予定です.
STIF : Syndicat des transports d'Ile-de-France
RATP : Régie autonome des transports parisiens

パリ市内で有効な1回乗車券のTicket "t"が,現在の1.40ユーロから1.50
ユーロに,お馴染みのカルネ(Carnet de 10 tickets plein tarif)も,
10.90ユーロから11,10ユーロに値上げされることになっています.6/06に
開かれたSTIFの定例理事会で最終的に決定されました.

同時に7/01から,Ticket "t"は"t+"という名前に変わります.
プラスが付いたのは,これまで路線バスとトラムでは1回限りのみ有効
だったのに,90分以内なら乗換えが可能になるおまけが付くからです.
これまでもメトロ(地下鉄)では乗換えが可能でしたが,バスと路面電車
(トラム)では,乗り換えるごとに切符がこれまでは必要でした.
それが,来月からパリ市内の大半の路線バスと,T1 T2 T3のトラム路線に
限り,最初の打刻から最後の打刻まで1時間30分以内なら,1枚の切符で
乗り継げるようになるのです.
それでも,バスやトラムと,メトロ(地下鉄)やRERとの間の乗継ぎには
従来通り適用されません.また,バス同士でも一部路線と夜間運行のバス
路線網(Noctilien),それにトラムT4系統には摘要されません.これらの
組合せでは,今後もその都度切符が必要になるようです.

1枚の切符で乗換え可能 :
メトロ(地下鉄)同士,
メトロ(地下鉄)とRER(パリ市内)の間,
路線バス同士(一部路線を除く),
路線バス(一部路線を除く)とトラムの間(T4を除く),

同じトラムでもT1-3ではバスとの乗継が1枚の切符できるのに,T4だけが
外されたのは,SNCFが運行するトラムトレインの扱いであることもさる
ことながら,現地をまだ知らないので定かではありませんが,T4とRERの
接続駅Bondyに,中間改札がないからのようです.
記事の中には,T4がà partの公共交通だからと記すものも,あります.

ここまでは,5月下旬ごろから報じられていた話でした.
フランスでもパリ以外の都市とかドイツなどでは,同じ域内なら電車も
バスも有効期間内なら1枚の切符で乗り継ぎ可能なところが大半です.
パリでもようやく時間限定でバスとトラムの間を1枚で乗り継げるように
なりますが,実は,これをメトロ(地下鉄)やRERの市内区間にまで広げる
話があったことを,昨日付け報道で知りました.

それによれば,路線バスやトラムと,メトロやRERの間でも1枚の切符で
乗継できる切符は,ticket "H"という名前だそうです.
バス同士とトラムとの間に留まるticket "T+"と,メトロなどとの間にも
拡大させたticket "H"では,掛かる費用が年間6千万ユーロも違うとか.
"T+"が年間2100万ユーロに対し,"H"は同8000万ユーロとされています.

今回,STIFがticket "H"導入を見送ったことで,昨日の記事では見出しを
イルドフランスは,スーパーチケット(ticket "H"のこと)を制限すると
いうように付けているものもありました.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
6 juin 2007 L'Ile-de-France limite les pouvoirs de son super
ticket transports
(L'Express ニュースへのリンク)

05.06.2007 C'est votre nouveau ticket de métro
06.06.2007 Le T+ s'étend aux trams et aux bus
(20minutes ニュースへのリンク)
6/05付け20minutesの記事には,新しい切符の画像も出ています.
これまでの紫色の地は一新され,白地に三色刷りのように見えます.

英語で記された,現在の切符案内 : Occasional travelling
(RATP 公式サイト 英語版へのリンク)

RATPサイト内では,今のところ新運賃の情報が見つかっていませんが,
STIFサイトに情報があります.
A la Une : Le Ticket t+ : le nouveau ticket de métro et de bus
(STIF 公式サイトへのリンク)
これによれば,トラムT4にも2008年にはTicket t+が摘要されると記され
ています.

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
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2007年06月06日

【マドリード】パルラのトラム営業開始ほか

マドリッドのアトーチャ駅(Atocha)から電車で24分,南に約20キロ離れた
パルラ(Parla)で,トラムが開業したとお伝えしたのは,先月初めのこと
でした.それをご覧になられて乗ってみようと,昨日までに現地へ足を
運ばれたかたがいらっしゃたとしたら,大変申し訳ないことをしました.
公式開業日は確かに5/06ですが,旅客営業開始は6/05からだったのです.

開業から営業開始までの一か月間は,ずっと旅客を乗せない状態で運転
されてきたようです.開業式典を終えた後でも,すぐには乗車できない
というようなことは,スペインに限らず珍しいことではありませんが,
一か月も間があくというのはあまり例がないかも.今回何らかの問題が
あったのかどうかまでは,調べがついていません.

(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
旅客営業の開始を告げるマドリッド運輸協会CRTMの発表 :
PUESTA EN SERVICIO DEL TRANVÍA DE PARLA
(Consorcio Regional de Transportes de Madrid ニュースへのリンク)
一応路線図も掲載されていて,営業運転を行っている区間が表示されて
います.残る第二期区間は8/31からの予定です.

公式開業の時と比べて少ないものの,記事が出ています.
04-06-2007 El tranvía de Parla comenzará a funcionar tras un
mes de pruebas
(Madridiario ニュースへのリンク)
05/06/2007 Funciona ya el tranvía en Parla
(elmundo.es ニュースへのリンク)
elmundo.esの記事には映像へのリンクがありました.インタビューが中心
ですが,合間に緑色のシタディス(Citadis)も出てきます.

このパルラのトラムは,マドリード圏内のゾーン運賃制度に組み込まれ,
近郊電車セルカニアス(Cercanías)のパルラ駅と同じくB-2になります.
パルラの住民らは,停留所などに置かれた市の広告?(buzoneado)DVDに
付いている10回回数券で,その分だけは無料で利用できるようなことも
記事には記されています.

マドリッドでは,その他にも色々話題がありました.
まず,先の統一地方選挙で,市電復活を公約に掲げたPSOEの市長候補は,
現職を打ち破ることはかないませんでした.

次に,先月下旬に開業と同時に営業運転を開始した,マドリッド北部の
ライトメトロ(Metros Ligero),ML1号線が一日1万3千人を輸送している
という記事がありました.
02.06.2007 La línea 1 del Metro Ligero que conecta con los PAUs
del norte recibe 13.000 usuarios al día

(Madridpress.com ニュースへのリンク)
その話題は特に出ていないようですが,ML1の営業権を持つ運行会社の
公式ページがあります.
トップページ : Bienvenidos a Metro Ligero
(Metros Ligeros de Madrid S.A. 公式サイトへのリンク)

なお,最近開業したライトレールやトラムで,利用者数に関しては次の
ような数字があります.単純には比較出来ませんが一例として.
ムルシア : 平日平均3千人,土日1500人,最近10万人突破
テネリフェ : 無料開放した最初の3日間で,20万人近くが利用
それぞれの紹介 :
2007/4/30 【ムルシア】トラム営業開始は5/02から
2007/6/03 【テネリフェ】ライトレール 6/02開業

さて,マドリッドのライトレールと言えば,まだ2路線あります.
今月には開業するとされるML2号線とML3号線です.この2路線のことは,
ウェスト・ライトメトロ(Metro Ligero Oeste)とも呼ばれているようです
が,この2路線の営業権を得ている会社により,公式サイトが先月開設
されていました.
トップページ : Metro Ligero Oeste. La otra forma de ir.
(Metro Ligero Oeste, S.A. 公式サイトへのリンク)
コンセッション情報 : Spain Concessions Metro Ligero Oeste
(OHL Concesiones へのリンク)
ウェスト・ライトメトロ開業日の情報は,今月の中旬を中心に諸説ある
ものの,まだよく判りません.

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.

マドリッドとその近郊の最近の話題 :
2007/5/24 初のライトメトロ路線が開業
2007/5/07 郊外のパルラでトラム開業
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2007年06月05日

【ヴァランシエンヌ】トラム ベルギー進出へ

国境をまたいで走るトラムは,世界中どこかにはあるかもしれません.
スイスのバーゼルに,一駅だけフランス領に入り込む路線もあると聞き
ますし,そのバーゼルでは,隣接するフランスとドイツの街に路面電車を
それぞれ延伸させて,中心部と直結する計画もあります.
一方,ドイツではポーランド領内の隣町への延長計画が,住民らの反対で
実現できなかったこともありました.

昨年夏,40年ぶりにトラムが復活したヴァランシエンヌ(Valenciennes)
(バランシエンヌ)は,ベルギーに近い街です.ここでは今,ベルギー領の
Quiévrainまでトラムを延長させるという話が出ています.先週Siturvが
発表したという短信がありました.
Siturv : Syndicat Intercommunal pour les Transports Urbains de
la Région de Valenciennes

ヴァランシエンヌでは,この夏にもトラム2号線として,西部Denainまで
9キロ弱の路線が完成することになっています.その他に,3号線として
ヴァランシエンヌのすぐ北西にあるAnzinから,北西にVieux-Condéまで
13キロ近くの路線計画(tramway du Pays de Condé)があり,フランス語版
Wikipediaによれば,来年着工,2010年完成予定となっています.

ベルギーにあるフランスとの国境の街,クィーブラン(Quiévrain)への
路線は,これらとは別に,フランス語版Wikipediaでは既にトラム4号線
(La ligne 4 du tramway)となっていますが,これは,ヴァランシエンヌ
とベルギーのモンス(Mons)との間の休止鉄道路線が,電化されて復活した
ことと連動するようです.建設費として,下記記事に7300万ユーロという
金額が出ていました.2011年完成を目指します.そのQuiévrainからは,
ブリュッセルまで鉄道で行くこともできます.

これら4線が全通すると,ヴァランシエンヌのトラム路線網は48キロに
達するそうです.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
01.06.2007 Un tramway franco-belge se trame
(20minutes ニュースへのリンク)
04/06 Valenciennes-Quiévrain en tramway en 2011
(France 3 ニュースへのリンク)

フランス語版Wikipediaには,既に越境路線のことも記載されています.
Tramway de Valenciennes

鉄道路線網(リール近郊) 地図 : map of Lille area
(Trainspotting Bükkes へのリンク)

WikiMapiaを使い,出てきた地名概ね網羅する範囲で表示させています.
ただし,Denainは左下のGoogle文字に隠れています.また,トヨタ工場の
場所を示すタグもついてきました.Monsは,ずっと右側にあります.

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.

ヴァランシエンヌ トラムウェイの話題 :
2006/6/17 営業運転は7/03から
2006/4/24 街中でお披露目運転

越境する路面電車の話題 :
2006/7/10 【バーゼル】ドイツへ越境するトラム延伸
2006/1/23 【Frankfurt(Oder)】トラムは国境の橋を渡るべからず
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2007年06月04日

【アリカンテ】サンファンビーチ線も近々開通に

先月2回も登場させているアリカンテ(Alicante)のトラムですが,新線
開通予定の追加情報があります.

2003年からトラムが発着するアリカンテ側ターミナルPuerta del Marに
現在乗入れているのは,途中Albuferetaまで走る区間運転となった形の
L4系統だけですが,そのL4が,Albuferetaから先に足を伸ばします.
L4 : Línea 4 (Playa de San Juan)

足を伸ばすと言っても本線(Tranvía de la Costa)上の区間を延長するの
ではなく,住宅地に建設が進められていた新線が完成したので,そちらに
乗入れることになるのです.
アリカンテからみてAlbuferetaの一つ先に2004年に新設されたLucentum駅
から,東のCabo de las Huertas地区へと分け入っていきます.

先週からボンバルディア(Bombardier)製のFlexity Outlookで,試運転が
開始されたとの報道がありました.今後も順調なら,早ければ6/16か6/17
には営業運行が可能になる模様です.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
1 de junio de 2007 Comienzan las pruebas de circulación del
tranvía en la avenida Miriam Blasco

(La Verdad ニュースへのリンク)
2 de junio de 2007 FGV inicia las pruebas del tranvía en Miriam
Blasco
(Las Provincias ニュースへのリンク)
2 de junio de 2007 El TRAM entre Alicante y Playa de San Juan
estará en marcha en Hogueras
(ABC Valencia ニュースへのリンク)

スペイン語版のウィキペディアによれば,Cabo de las Huertasの人口は
2006年の数字で1万4千強と出ていますが,記事は沿線に3万人が暮らして
いるとしています.サンファン・ビーチ(Playa de San Juan)にも程近い
この地域とアリカンテ市の中心部が,L4トラム延長によって,10分少々で
結ばれることになります.

即席の路線図をリンク先で表示させてみました.
Lucentum -- Av. Naciones (Google Maps へのリンク)
緑色のアイコンが分岐点で,地図上を鉄道線が斜めに走っていますが,
これがアリカンテとエルカンペロ(El Campello)を結ぶL3系統が走る線路
の位置です. L3 : Línea 3 (Tranvía de la Costa)
表示されている軌跡は,記事の中にある通りの上を自動車が走るものに
なりますので,実際の線路の位置は異なると思われます.終点の位置も
まだよく判っていません.
これを衛星画面モードにして拡大していくと,通りに幅広の中央分離帯が
見えてきます.撮影時点では写っていないようですが,記事に挿入された
画像などからも,恐らくその中にレールが敷かれていると考えられます.

下記のリンク先では,先行して停留所だけが設けられていた?様子を見る
ことができます.ちょっと変わったデザインの日よけが特徴です.
この画像の手前は定かではありませんが,撮影時点で奥のほうは線路が
敷設されていません.その奥のほうで中央分離帯が途切れたあたりが,
Lucentum駅だと思われます.
Parada del tranvia en Miriam Blasco (最近Googleが買収を発表した,
Google Earthでもお馴染みのスペインの写真サイトPanoramioへのリンク)

上のリンク先で見られる停留所の画像は,こちらにもあります.
TRAM - Metropolitano de Alicante p17 #340
(SkyscraperCity フォーラムへのリンク)
この投稿からリンクされているデザイン会社のサイトによれば,容積は
283立方m,面積はどこまで含まれるのかわかりませんが5090平方m,設置
場所は海抜17mにあり,価格は65万4638ユーロと読めます.停留所の周囲
(ランナバウト内)の芝の上に張られた網の目のような模様を描く通路も,
デザインの一環のようです.
SUBWORLDをクリックして,電停のデザインが出てきたらそれをクリック
すると,Google Earthで3D画像を見ることもできます.

wikimapiaを使って,在来線との分岐地点となるLucentum駅の周辺を貼り
付けてみました.Lucentumでは立体交差の下にホームがあるようで,上空
からは確認が難しいのですが,隣接する道路のランナバウトを囲むように
支線の線路が建設中のように見えます.


Alicante | Alacant metro-tram, tram-tren
(UrbanRail.Net へのリンク)
上空からはよくわからないLucentum駅は,上記サイトのPhotos欄に掲載
されていました.最初のPhotosの段落にあるVossloh製トラムトレインが
写っている一番右の画像です.この画像では渡り線も見えています.
支線からやってきた電車は,ランナバウトを反時計回りに半周して,この
画像に写っているポイントを使い,左側のホームに到着するのでしょう.

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.

アリカンテのトラム(Tram de Alicante)関連 過去ログ :
2007/5/26 AVEの4倍だった地下線建設費
2007/5/11 市内地下線が部分営業を開始
2007/3/06 市内地下線が4月部分開通へ
2006/12/27 【FGV】バレンシアとアリカンテの新車間近
2006/11/24 トラムトレイン運行開始
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2007年06月03日

【テネリフェ】ライトレール 6/02開業

計画から7年,着工からは3年かけ,カナリア諸島テネリフェ(Tenerife)に
トラムが戻ってきました.最後の路面電車が廃止されてから半世紀ぶりの
復活です.これまで試運転が重ねられてきましたが,6/02の正午からは
一般客も乗車可能になりました.
トラムは,もちろん最新式の低床車を使ったライトレールスタイルで,
今回は,テネリフェ島サンタ・クルス(Santa Cruz)Intercambiadorと,
ラ・ラグーナ(La Laguna)La Trinidadの間の12.5キロとなり,同区間を
37分で走ります.停留所は両端を含めて全部で21あり,相対式ホームと
島式ホーム(9か所)が混在しています.

車両には200人乗り(座席定員60)のシタディス(Citadis)が20本用意され,
平日朝のラッシュ時と昼下がりのピーク時には17本を使い,最短5分間隔
で運転されます.沿線には停留所から5分以内の範囲に19万人近くが暮ら
していて,一日の輸送量は4万6千人とみられています.以前にも紹介して
いるように,7/01からは週末だけの24時間運行も開始予定です.

月曜までは無料で開放され,運賃が必要になるのは火曜(6/05)からです.
普通大人運賃(Billete Sencillo)は1回限りの有効で1.25ユーロ,往復券
(Billete Ida y Vuelta)なら2.35ユーロ,回数券(Bono Vía)を買えば1回
あたりが0.85ユーロとなるほか,40ユーロの1か月間パス(Abono mensual)
なら,1か月間にMTSAのトラムとTITSAの路線バスの両方に乗り放題です.
MTSA : Metropolitano de Tenerife, S.A
TITSA : Transportes interurbanos de Tenerife, S.A

数日前から数多くの記事が出ていましたが,画像入りのものを.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
02 de junio de 2007 Tenerife ya puede montarse en el Tranvía
02 de junio de 2007 Tenerife '¿Vamos en tranvía?'
(Canarias 24 horas ニュースへのリンク)

開業に先立つ先月下旬には,2つ目の路線建設計画も承認されています.
22 de mayo de 2007 Metropolitano aprueba hoy construir los ramales
del tranvía a Tíncer y La Cuesta
(El Día ニュースへのリンク)
22 de mayo de 2007 Metropolitano prepara la ampliación del tranvía
a La Cuesta y Tíncer
(Canarias 24 horas ニュースへのリンク)
2号線(Línea 2)は,今回開業の1号線(Línea 1)と中央部分の2つの駅を
共用します.Hospital UniversitarioとEl Cardonalの両駅から2駅ずつ
延長する形で建設されて,1号線と中央で交差する格好となる2号線は,
2009年までに開通する予定です.北はLa Cuestaへ,南はTíncerへの延伸
で,あわせて2.3キロほどの距離ですが,その区間を加えると5分以内の
沿線人口は全線で21万6千になるそうです.車両もこれにあわせて6本増備
されることになっています.

開業に伴い運行事業者MTSAの公式サイトも一新されていました.
トップページ : Metropolitano de Tenerife
インタラクティブ路線図 : ¿A dónde puedo ir?
(Metropolitano de Tenerife, S.A 公式サイトへのリンク)

非公式サイトですが,開業日の画像が数多く掲載されています.
02-06-07 Inauguración de la L1
(Trantf .:. Web no oficial del Tranvía de Tenerife へのリンク)

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.

テネリフェ・ライトレール関連 過去ログ :
2007/4/05 週末終夜運転と開業は6月に?
2007/3/19 車両基地操業開始で開業近づく
2006/12/28 【芝生軌道】テネリフェ島でも採用される
2006/11/23 スペイン国王LRTに初乗車
2006/10/12 ライトレール2007年4月開業へ
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2007年06月02日

2007年【運賃無料】BARTなど13時までに限定

米国では6/01からハリケーンシーズンに入りました.そしてベイエリア
ではスモッグシーズンに突入です.大気状態が連邦政府の定める基準を
超えると予報されると,翌日はスペア・ディ・エア・デー(Spare the
Air Day)と宣言されます.
スペア・ジ・エア・デー(Spare the Air Day)が宣言されると,その日は
車の運転を控えるように当局は呼びかけています.自動車だけではなく
ガソリンエンジンを使うものや,大気汚染につながるものも使用を控える
ようにとしていますが,その一環として公共交通への移行を促すために,
今年も宣言された平日最初の3日間に限り,ベイエリア域内の公共交通
事業者の運賃を終日無料とすることが,ベイエリアの交通行政を司るMTC
により承認されて決定していることは,以前ご紹介してきました.
MTC : Metropolitan Transportation Commission

今年は昨年までの教訓を生かし,参加事業者全てが終日無料とはならなく
なります.BART,Caltrain,ACEといった通勤列車や,全てのフェリー
では,運賃無料対象のSpare the Air Dayでも,午後1時までが運賃不要
となり,その後は通常通り運賃を支払わなければならなくなるのです.
BART : San Francisco Bay Area Rapid Transit District
ACE : Altamont Commuter Express
その他のバス事業者や,鉄道事業者のうちMuniとVTAでは,昨年と同様に
終日運賃不要のままです.
Muni : San Francisco Municipal Railway
VTA : Santa Clara Valley Transportation Authority

一部の鉄道事業者とフェリー事業者が無料化を半日だけとしたことで,
予算が多少浮くことになりますが,それで今年はSpare the Air Dayと
なる平日の最初の4日間で運賃無料化が実施されます.一日の追加です.
しかし,運賃免除の時間を制限する目的は,限られた予算で無料化の日を
多くすることではありませんでした.

昨年は運賃無料がマスコミにも大きく取り上げられ,無料をいいことに
普段何もしていない人が時間つぶしに押しかけて列車やフェリーが大混雑
し,普段からの利用客に多大な迷惑を及ぼしてしまいました.それにより
中には自動車通勤に戻ってしまった人もいたほどで,このような不満を
減らし,逆効果になる事態を回避することこそが狙いです.

BARTは2004年と2005年には朝ラッシュ時だけが無料でした.それが2006年
には終日となりましたが,2007年は午後1時までになります.Caltrain
など他の通勤鉄道やフェリーも,それにならいました.

今年はMTCとArea Air Quality Management District合わせて850万ドルの
予算が組まれています.これが無料化の埋め合わせとして各事業者に配分
されることになり,対象期間は6/01から10/12までです.

(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
May 30, 2007 'Spare the Air' trims will limit free rides
(San Francisco Chronicle ニュースへのリンク)
05/31/2007 More days, fewer hours to spare the air
(Contra Costa Times ニュースへのリンク)
Contra Costa Times紙の記事によれば,参加する交通事業者は昨年より
増えて29になるようです.

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.

ベイエリアSpare the Air Dayは運賃無料の関連過去ログ リスト :
2007/1/26 2007年【運賃無料】3日分の予算承認される
2006/8/01 2006年【運賃無料日】その成果と是非
2006/7/18 【運賃無料】予算追加で今年は6日分に
2006/6/29 【運賃無料】軒並み2桁の利用者増加率に
2006/6/23 【運賃無料】今年最初のSpare the Airで
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2007年06月01日

【Euro 2008】入場券が公共交通の乗車券に

UEFA(欧州サッカー連盟)は,2008年6月に開催の2008 UEFA European
Football Championship(サッカー欧州選手権2008),通称Euro 2008に
おいて,入場券が公共交通の乗車券代わりになることを発表しました.
UEFA : Union of European Football Associations

Euro 2008は,スイスとオーストリアが共催します.試合の入場券は,
試合当日の丸一日と翌日の正午まで,開催地の公共交通機関の乗車券と
して通用します.加えてスイスで開催される試合の入場券で,SBB-CFF-
FFS(スイス連邦鉄道)全線のみならずフェリーなどにも乗車可能ですし,
オーストリアで開催される試合の入場券は,ÖBB(オーストリア連邦鉄道)
全線に乗車できるようになります.
SBB : Schweizerische Bundesbahnen
ÖBB : Österreichische Bundesbahnen

試合開催都市 (試合数31のうち,スイス15回,オーストリア16回)
スイス : バーゼル(開幕戦ほか),チューリヒ,ジュネーブ,ベルン
オーストリア : ウィーン(決勝戦ほか),インスブルック,クラーゲン
フルト,ザルツブルク

サッカー欧州選手権では初の試みとなりますが,2006年のFIFAサッカー
ワールドカップ・ドイツ大会の際も,試合入場券で開催都市の公共交通に
試合当日に限って乗車できる扱いとなっていました.UEFA Euro 2008に
おいては,試合当日から翌日の午前中までの36時間有効になります.

(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
31 May 2007 Hosts reveal transport plans
日本語版 UEFA EURO 2008 試合日程など
(uefa.com ニュースへのリンク)

スイス連邦鉄道(SBB)の公式案内 :
UEFA EURO 2008 (SBB プレスリリースへのリンク)
試合入場券を持たない人のために,割引パスの販売もあります.2006年の
ドイツ鉄道でもありました.
オーストリアの公式発表 :
Verkehrskonzept für die Fußball-Europameisterschaft 2008
Minister Faymann präsentiert Verkehrskonzept zur EURO2008
(Bundesministerium für Verkehr, Innovation und Technologie)

多言語で報道されていますが,英語版(上段)とドイツ語版(下段)を.
May 31, 2007 Euro 2008 gives private transport a yellow card
31. Mai 2007 Euro 2008 setzt auf den öffentlichen Verkehr
(Swissinfo ニュースへのリンク)

SBBのプレスリリースと上記報道などによれば,入場券をコンビチケット
(Kombi-Ticket)として公共交通に乗れるようにするために,UEFAは共同
開催する両国の連邦鉄道SBBとÖBBに,各400万スイスフラン,合計800万
スイスフラン(650万米国ドル相当)を支払います.
スイスでは,このコンビチケットなどにより,3週間の開催中の観客や
関係者らの都市内移動のうちの8割を,長距離輸送では6割を,それぞれ
公共交通が担うことを目指しているようです.

31.05.07 Euro 08: ÖV soll rund um die Uhr verkehren
(20minuten ニュースへのリンク)
この記事によれば,チューリッヒでは一部の路線では期間中24時間運行を
行うとのことです.

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