2008年02月29日

【ブラックプール】プレストンへのトラム構想

近代化が図られることことが今月明らかになったばかりのブラックプール
(Blackpool)のトラム(tram)に,今度はプレストン(Preston)を結ぶトラム
トレイン構想が浮上しました.
プレストンは同じランカシャー(Lancashire)にあり,Wikipediaの記載に
よれば,市内の人口は約13万2千,中央ランカシャーまで範囲を広げると
同36万5千人が暮らしているそうです.(ブラックプールは14万3千人弱)

この構想では,ブラックプール空港(Blackpool International Airport /
BLK / EGNH)から,トラムをSouth Fylde線に直通させプレストンに向かう
ことになっています.
Blackpool South駅とプレストン駅を結ぶ,このSouth Fylde線(Fylde
coast branch line)は電化されていません.ということで,ハイブリッド
トラムが考えられているのでした.
ドイツのカッセルで昨夏から本格的な運転が始まっている,レギオトラム
(RegioTram)のハイブリッド車両(Regio Citadis)が,印象強いようです.

プレストン側でも,ライトレール構想があるらしく,ブラックプールと
トラムで直結することは,観光面でも利点になると考えられています.
プレストン駅では英国の主要鉄道幹線の一つ,WCMLと連絡できるからか,
テレビ討論会では60%の人がトラムのプレストン延長を望んでいるという
数字も挙がっていました.
WCML: West Coast Main Line

ここが,英国初のトラムトレインになるのかもしれません.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
28 February 2008 Super-trams could come to Preston
(Lancashire Evening Post ニュースへのリンク)
28th February Bid to run Blackpool trams to Preston
(Blackpool Citizen ニュースへのリンク)
29 February 2008 £50m bid for Blackpool to Preston trams
(Blackpool Gazette ニュースへのリンク)

関連過去ログ: 2008/2/02 トラム近代化計画を発表

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(2) | 欧州(独仏西蘭伊以外) このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年02月28日

【ミュンヘン】欧州の近代トラム展はじまる

地下鉄やバスと共存するトラム10路線71キロの路線網が張り巡らされた
ミュンヘンで,ヨーロッパのモダンなトラム(Die moderne Tram in Europa)
と題する展覧会が,市のカルチャーセンターにあたるガスタイク(Gasteig)
にて,2/27から3/12まで開催されます.欧州各地の路面電車の写真や,
解説文などが展示されているそうです.
(上記ミュンヘン市電の数字はドイツ語のWikipediaに拠ります)

展示会は,路線拡張計画がありながら,反対意見も残るミュンヘン市電の
次なる飛躍の始まりをにらんで,開催された模様です.ミュンヘン市長と
MVGのトップが,開会式に出席しました.
MVG: Münchner Verkehrsgesellschaft mbH

開催を告げるMVGのサイトには,欧州各地でも街の中心部の再活性化に
大きな役割を果たしているトラムの利点が盛んに強調されています.
例えば,路面電車は自動車より6から7.5デシベルうるさいものの,輸送
一人当たりの騒音でみれば小さいといった考え方や,路線バスから路面
電車に転換されると,利用者が増える話がここでも紹介されています.
通常は25%増とされますが,1997年のミュンヘンではバス時代に比べて
50%の増加がみられたとか.また,1995年と2005年でトラム利用者数を
比較すると,平均20%の増加がみられ,中には45%増えた路線もあるの
だそうです.
その他にも路面電車は小回りがきくとか,利用者にやさしいといった点が
挙げられています.

(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
Tramausstellung Die moderne Tram in Europa
(MVG 公式サイトへのリンク)
このページの後半には,主にフランスを走る最新の低床車の画像が載って
います.その中に一つだけミュンヘン市電がまぎれていますが,新たに
導入されるヴァリオバーン(Variobahn)のようです.

MVGの親会社にあたるSWMのプレスリリースには,展示内容が伺える文章も
載っていました.
下記ページの2/27の欄に,MVG-Ausstellung im Gasteig: „Die moderne
Tram in Europa“のタイトルで,PDFファイルによるプレスリリースへの
リンクがあります. Startseite » Aktuelles » Presse
(SWM 公式サイトへのリンク)
SWM: Stadtwerke München GmbH

関連過去ログ: 2007/3/21 十年越しの市電新線くわ入れ式

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドイツ I このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年02月27日

【ボルドー】トラムで増えた公共交通利用者

本日2/27,トラムC線が延長されるボルドーで,トラム導入で公共交通の
利用者がどれだけ増えたかを調査した結果が明らかにされています.
この調査は,ボルドーのアーバンコミュニティCUBの命により,ボルドー
圏の都市計画局(agence d'urbanisme de Bordeaux Métropole)なる組織が
行ったもので,1998年と2006年を比べたものです.
CUB: Communauté urbaine de Bordeaux

それを伝える下記記事によれば,その間に年間6000万人から同7500万人へ
25%利用者が増えていました.1999年の時点で66万人が暮らすとされる
ボルドー都市圏(CUB)で,この間にどれだけ人口が増えているかは判り
ませんが,Wikipedia仏語版のBordeauxのページによれば,ボルドー市の
人口は1999年に21万5千だったものが,2005年には23万になっています.

増えた年間1500万人の半分以上は,トラムによりもたらされていると分析
されていますが,路線距離はバスが90%を占め,トラムは僅かに10%にしか
ならないそうです.
さらに,移動速度も速まっています.これはトラムが開業後の2004年と
2006年が比較され,時速16.6キロだったものが,同17.4キロになったと
いうものです.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
27/02/2008 Le succès du tram à Bordeaux
(territorial.fr ニュースへのリンク)

延長開業に関しては,路線図へのリンクもある下記が参考になります.
27 février 2008 Extension de la ligne C
(TBC 公式サイト へのリンク)
TBC: Tram et Bus de la CUB
本日の延長に関する記事も出ていました.
27/02/08 Belcier reconnecté
(Sud Ouest ニュースへのリンク)

関連過去ログ: 2007/3/02 トラム2007年2月の話題

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | フランス II このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年02月26日

【ブリュッセル】ドレスデンCarGoTramに触発

ドイツのドレスデンで2001年から本格的な運転を開始したカーゴトラム
(CarGoTram)は,その成功が他の街にも影響を及ぼしているようですが,
ベルギーのブリュッセルでも市内軌道への導入が検討されていました.
2年前に行われた実現性を探る調査では困難との結果が出た模様ですが,
ここにきて話が再燃しそうな気配です.
実際にドレスデンを訪問してカーゴトラムの運転台に便乗取材したものと
思われる記事もあります.一般客の乗るトラムの間に挟まれ,道を譲り
ながらも,途中は交差点などで停まるだけだったとか,工場内の到着線は
一般人立入禁止となっているらしく,その手前で降ろされたけど,通り
から荷降ろしの様子は伺えたというような話まで出てきます.

紹介されることも多いドレスデンのカーゴトラムですが,高級車製造を
睨んでフォルクスワーゲン社がドレスデン市内に建設した新工場への部品
調達が目的でした.
新工場は別名ガラスの工場(Gläserne Manufaktur)と呼ばれ,建物から
してガラス張りですし,有害物質を出さないのはもちろんのこと,工業
廃液や煙をも出さず,ガラス張りの製造工程が特徴です.ここでは最終
組立工程が行われますが,部品を貯蔵する場所がないため,市の中心部を
はさんで設置された物流センターからの絶え間ない供給が必要でした.
普通ならトラックの出番ですが,市内に路線網を張り巡らせているトラム
に,輸送の白羽の矢が立ったというわけです.90年代後半の話でした.

今回の記事はオランダ語で,解釈に多少の推測も含まれてしまいますが,
費用の面でも作業効率の面でも,実はトラック輸送のほうが,安上がりで
簡単なのだそうです.しかし,カーゴトラムで運ばせることにより,渋滞
知らずでクリーンな環境を住民は手にしているそうです.

翻ってブリュッセルでは,MIVBの運行する市内のトラム路線には,多くの
地下区間も含まれていて,カーゴトラム(vrachttram)の運行には不適当
との調査結果が2年前に出ていたそうです.
MIVB: Maatschappij voor het Intercommunaal Vervoer te Brussel
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
23-02-2008 Ruim baan voor de goederentram
23-02-2008 Inspiratie voor Brussel?
23-02-2008 City Cargo in Amsterdam
(Brusselnieuws ニュースへのリンク)

関連過去ログ:
2007/9/23 【ベルギー】沿岸と首都の各トラム延長計画
2007/3/09 【アムステルダム】カーゴトラム試運転始まる

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ベネルクス このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年02月25日

【ミシガン州】アナーバーとデトロイトで新計画

市内の人口約12万弱,都市圏で30万人達しようかという規模のミシガン州
アナーバー(Ann Arbor)で路面電車導入計画が持ち上がり,報道されて
います.同じミシガン州では,このアナーバーより少し規模の大きい街の
グランドラピッズ(Grand Rapids)でも,同様の計画があります.

結局は資金次第ということになるのは,他の街と同じですが,この記事は
ポートランドやタンパの例を,具体的に数字を挙げて紹介しています.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
February 23, 2008 Some see streetcars in Ann Arbor's future
(The Ann Arbor News ニュースへのリンク)
ミシガン州グランドラピッズ(Grand Rapids)の路面電車計画は,先月報道
されていました.
January 26, 2008 Streetcars could power downtown growth
(The Grand Rapids Press ニュースへのリンク)

フロリダ州タンパは先行例として取り上げられていますが,必ずしも順風
満帆ではありません.資金を取り崩しているため,それが枯渇した後の
財源をどうするか,近いうちに結論を出さなければならない状況です.
February 17, 2008 Decision nearer on fate of Tampa streetcar
(St. Petersburg Times ニュースへのリンク)

北米には路面電車(streetcar)の導入を検討している街が50以上あると
されています.APTAのサイトにも,50以上の名前が挙がっています.
Planned or Under Construction Heritage Trolley and Streetcar lines
in the U.S. and Canada (APTA へのリンク)
APTA: American Public Transportation Association
こうした状況を,カルフォルニア州サクラメントに工場を持つシーメンス
の視線で捉えたドイツ発の記事が英語でありました.
Feb 22, 2008 Germans Woo Car-Loving US with Eco-Friendly Trams
(Spiegel Online ニュースへのリンク)
シーメンスは2年前からサクラメントでの本格製造を開始しています.
今月初めにもデンバーからのライトレール車両55本を受注し,年間72本
製造が可能な体制を整えます.
熾烈な受注合戦の繰り広げられる欧州とは異なり,北米では競合相手が
少なく,主な商売敵はボンバルディアと近畿車輌だと記されています.

最後に再びミシガン州に戻りますが,前述のアナーバーとの間に通勤鉄道
(SEMCOG Commuter Rail)が計画されている州最大の都市デトロイトでは,
民間資本による3.4マイル(約5.5キロ)のライトレール計画が明らかになり
つつあるというニュースが飛び込んできました.
February 25, 2008 Light-rail line for Woodward?
(Crain's Detroit Business ニュースへのリンク)

デトロイトには,ピープルムーバー(Detroit People Mover)と呼ばれる
空港にあるような新交通システムが営業中で,ループ運転を行っている
そうですが,報道されたライトレールは,都心側でそのループを串刺しに
するような形の,大雑把に言って南北に伸びる路線になりそうです.

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 米国北東部 I このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年02月24日

【ロサンゼルス】クレンショウ新線の路線案

ロサンゼルスでは,市長が先頭に立って地下鉄(パープルライン)を海まで
届かせようと話題になっていますが,ロサンゼルス郡のMetro(LACMTA)
は,長年懸案となっていたライトレール新線の基礎固めを行っています.
このたび沿線住民への説明会の中で,その路線案が提示されました.
LACMTA: Los Angeles County Metropolitan Transportation Authority

計画中のライトレールは,現在建設中のライトレール,エキスポライン
(Expo Line)と,1995年に開業のライトレール,グリーンライン(Green
Line)を結ぶ,南北方向の路線です.
LA南西部のクレンショウ(Crenshaw)地区を通ることや,エキスポラインと
クレンショウ通り(Crenshaw Boulevard)の交差点から分かれるため,一部
メディアはクレンショウ・ライン(Crenshaw line)と呼んでいます.

クレンショー大通りには,かつてロサンゼルス市に網の目のように路線を
張り巡らしていた路面電車も,一部を通っていたそうです.
今回Metroが提示した路線案では,その区間も踏襲しながら,途中から
貨物鉄道の線路を利用して人口11万余のイングルウッド市(Inglewood)に
入っていきます.そして,その貨物線に沿いイングルウッドの工業地帯を
南西方向に走り抜け,LAX(ロサンゼルス国際空港)の近くで進路を再び
南に転じ,グリーンラインのAviation/LAX駅に到達するというものです.
(LACMTAのサイトに検討対象地区の地図があります)

LAXのそばを通ることから,空港への連絡施設も検討されていますが,
それは当局のLAWA次第ということになりそうです.
LAWA: Los Angeles World Airports
グリーンラインはほぼ全線が高架ですが,Aviation/LAX駅には分岐線の
準備工事がされています.それを使いエキスポラインとグリーンラインの
相互乗り入れも考えられている模様です.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
02/21/2008 Crenshaw light-rail route picked
(Daily Breeze ニュースへのリンク)

Metroにとっては,路線案を公開することで住民や沿線自治体の反応を
見る狙いがありましたが,人の流れにあっていないとか,人口密集地や
商業地を通らないことから,芳しい反応ではなかったとLAタイムス紙は
伝えています.グリーンラインの再来というわけです.
February 23, 2008 New rail line will tie into where?
(Los Angeles Times ニュースへのリンク)

下記ページ内のProject Areaに,想定されている路線が描かれた地図への
リンクがあります.
Overview Crenshaw/Prairie Transit Corridor
(Metro 公式サイトへのリンク)

こちらは,ライトレールのゴールドライン延伸の話題です.地下鉄を海岸
(サンタモニカ)まで伸ばす計画に予算を持っていかれると,実現の望みが
薄くなります.
02/22/2008 Extended Gold Line discussed at conference
(San Gabriel Valley Tribune ニュースへのリンク)

LAタイムス紙の記事の最後にあるように,仮称クレンショウ・ラインも,
地下鉄のサンタモニカ(Santa Monica)延長やゴールドラインの延長も,
どれも財源が確保されているわけではありません.今後何らかの資金が
使えるとなった時,どの路線が優先かの駆け引きが激しくなりそうです.

関連過去ログ:
2007/11/04 地下鉄を海への第二案浮上
2007/10/06 【LA】ゴールドラインをオンタリオ空港へ?
2006/6/05 【LAX】LRTグリーンライン乗入れは如何に?

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 米国南西部 このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年02月23日

【ホノルル】鉄道かバスか,委員推薦決まる

約38億ドルを投じ,渋滞緩和策の切り札として,ハワイ州オアフ島で計画
されている高架大量輸送機関に用いられるのは,選ばれた五人の専門家の
委員会での投票の結果,鉄道がふさわしいということになり,その結果が
市議会に推薦されました.

先週金曜(2/15)に初顔合わせしたばかりの五人の委員は,議論を交わす
時間もない短期間での選考を懸念する委員がいたものの,2/22に結論を
出すと伝えられていました.
その2/22の委員会では四人が鉄道を推し,一人はゴムタイヤ式でした.
この結果はホノルルの市議会(Honolulu City Council)に送られ,最後は
市議会が鉄道かバス(ゴムタイヤ式交通機関)かの決定を下すことになり
ますが,市長は委員会の推薦を市議会は受け入れるべきとしています.
市長自身は鉄道派でした.

鉄道には5つの業者が挙がっています.アルストム(Alstom Transport),
アンサルドブレダ(Ansaldobreda),ボンバルディア(Bombardier),日本の
三菱住友(Mitsubishi-Sumitomo),シーメンス(Siemens Transportation)
ですが,どこになるか少なくともこの1年以内は決まらないようです.

ホノルル市長は2009年には着工にこぎつけ,第一期区間は2012年には開業
させたいとしています.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
February 22, 2008 Steel wheels selected for Honolulu transit system
(Honolulu Advertiser ニュースへのリンク)
February 22, 2008 Transit panel chooses steel wheel technology
for mass transit

(Honolulu Star-Bulletin ニュースへのリンク)

五人の委員の名前や,初会合した時の模様は,先週報じられていました.
February 16, 2008 Transit-system choice expected to be made Friday
(Honolulu Advertiser ニュースへのリンク)
Feb 15, 2008 Transit Experts To Pick Technology
(KHON-TV Honolulu ニュースへのリンク)

五人目の委員は,先に選考された四人の手によって選ばれていますが,
先ごろ地域初のライトレールが開業したシャーロットのCATSで責任者を
務め,ライトレール開業後に勇退していた人です.

関連過去ログ:
2008/1/31 トランジットの車両候補出揃う
2008/1/02 鉄道かバスかの続編
2007/2/01 市長の鉄道路線案かたまる
2007/1/02 鉄道かバスか2007年中に決める

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(3) | 米国南西部 このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年02月22日

【イルドフランス】トラムトレイン新計画登場

パリの南部,イルドフランスのエソンヌ県(Essonne)で,新たなトラム
トレイン計画が,イルドフランス圏内の公共交通機関を統括する機関の
STIFにより承認され,発表されました.
STIF: Syndicat des transports d'Île-de-France

マッシー(Massy)からエピネイ・シュル・オルジュ(Épinay-sur-Orge)を
経由してエヴリー(Évry)に至る路線で,大雑把な場所としては,パリの
南部に位置するオルリー空港(Aéroport d'Orly)より更に南です.
マッシーにはRERのB線とC線が走るほか,本線筋ではないもののTGV駅も
あり,エヴリーにはRERのD線が通っています.

マッシーとエピネイ・シュル・オルジュ間はトレイン(train)として,
エピネイ・シュル・オルジュとエヴリーの間はトラム(tram)として走る
ことになっており,距離は不明ですが,マッシーとエヴリーの間を32分で
結ぶ計画です.
マッシー,エピネイ・シュル・オルジュ間は,フランス語版Wikipediaに
よれば,南部で枝分かれするRER C線の,C8と位置づけられる路線で,
パリを周回するLigne de Grande Ceintureの一部に該当します.
STIFの発表直後に,同サイトには Tram-Train Évry - Massy の項目も
掲載されました.

STIFのコミュニケには路線図も掲載されていて参考になります.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
Les communiqués de presse STIF: Communiqués 2008
(STIF 公式サイトへのリンク)
このページにあるPDFファイルへのリンクの中で,日付2/14(Conseil du
14 février 2008)と記された,Des tramways pour désenclaver la
banlieue : Tram’Y (Saint-Denis – Epinay-sur-Seine- Villetaneuse)
et Tram train (Massy-Evry)が,予定路線の地図も掲載された発表です.

Googleで検索できたのは2件だけですが,記事も出ています.
15/02/2008 Liaison Massy-Evry: le choix du tram-train confirmé
(LeMoniteur-expert ニュースへのリンク)
21/02/2008 Création du tram – train « Massy – Evry »
(Web Trains France へのリンク)

このトラムトレイン計画は,ようやく形をなして世に送り出されたDOCPと
呼ばれる段階で,公開討議などは年内か2009年に,着工は2012年,営業
開始は2017年の予定です.総予算は3億ユーロを超えるとみられます.
DOCP: Dossier d’Objectifs et de Caractéristiques Principales

開業までいくつかの段取りを踏まえる中で,DOCPはかなり早い段階です.
例えば2006年に開業したパリ近郊のT4では,いつDOCPが承認されたのか
(あるいはそういう段取りがなかったのか)明らかでありませんが,前後の
進行から,相当する段階は2001年ごろだったと推測できます.
比較参考: T4 Ligne des Coquetiers - Aulnay/Bondy
(STIF 公式サイトへのリンク)

関連過去ログ:
2007/4/26 【SNCF】トラムトレインをアルストムに発注
2006/11/20 【パリ郊外】トラムトレインT4開業
2006/11/07 【イルドフランス】貨物線をトラムトレイン?

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | フランス II このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年02月21日

【ポートランド】隧道進入,市電に連邦補助金

先週土曜の未明,ポートランド圏のライトレールMAXが西に延伸する際に
建設された全長5キロの鉄道専用の山岳トンネル(Robertson Tunnel)に,
飲酒運転の車が奥深くまで進入し,安全が確保された朝10時過ぎまで,
MAXが区間運休となる騒動がありました.
前にも似たような話をオーストリアで紹介していますが,トンネル内に
ある地表から70m下にある北米で最も深い駅に設けられた監視カメラが,
侵入した車が駅にたどり着く様子を捉えていた映像が公開されています.

トンネル内はコンクリート製の枕木ですが,信号ケーブルなどが破損した
ため,TriMetは2万ドルとも6万ドルともされる被害を蒙りました.運転
再開までの代行バスの経費などを含め,進入した自動車の運転手が加入
している保険会社に請求するとのことです.このお騒がせ自動車の進入は
早朝4時台だったため,トンネルで電車とご対面という最悪の事態だけは
免れたのでした.

英語版Wikipediaに,Robertson Tunnelの項目があり,自動車の進入を
許したトンネル東側の入口がどのようになっているかを伺える画像も掲載
されています.

下記は,いずれも公開された映像が見られる記事です.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
Feb 20, 2008 Video shows man driving on MAX tunnel tracks
(KATU Portland ニュースへのリンク)
February 19, 2008 Tri-Met cameras capture car in MAX tunnel
(The Oregonian ニュースへのリンク)

ポートランドには,これまで市電延長計画に資金提供を渋るかに見えた
連邦政府が,今月初めに満額(7500万ドル)ではないにしても5千万ドルを
出すという情報がもたらされています.どうやら,2008年度大統領予算
教書の中に予算が盛り込まれた模様です.
AP通信が伝える記事の中にもありますが,このSmall Startsプログラムに
よる連邦補助金の獲得は,路面電車の計画では米国初のことです.
February 5, 2008 Feds approve $50 million for Oregon streetcar line
The Associated Press の記事 (The Oregonian ニュースへのリンク)
意外にもAP通信の記事を各紙が載せただけで他には報道が見当たらず,
2500万ドル差をどうするのかなど,これ以上の情報はつかめていません.

関連過去ログ:
2008/1/01 費用効果重視の政府姿勢に直面
2007/9/27 Small Startsを巡る攻防
2007/8/18 延長開業と東部の市電予算

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 米国北西部 II このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年02月20日

【シアトル】市電網拡大検討中,落書き洗礼

昨年12月に開業したシアトル・サウスレイクユニオン・ストリートカー
(South Lake Union Streetcar)が,落書きの洗礼を受けてしまいました.
月曜の未明に車庫のフェンスを壊して中に忍び込み,オレンジ色の車両に
スプレーを吹きかけていったそうです.
オレンジが運行できないことから赤とパープルの2両で運用をこなし,
その間にGoodbye Graffitiなる落書き落とし専門業者の手で元に戻して
もらった模様です.その様子が伺える画像も載っていました.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
February 20, 2008 Graffiti removed from South Lake Union streetcar
(Seattle Times ニュースへのリンク)

シアトル市電の話題では,少々古くなりますが今月初めにシアトル市が
路線網拡大の検討に入ったことが伝えられています.6つの路線が考え
られていて,下記記事に地図も掲載されています.
February 5, 2008 City to study six new streetcar lines
(Seattle Post Intelligencer ニュースへのリンク)

今のサウスレイクユニオンの路線では,軌道が車道の歩道寄りに敷設され
ているそうです.ポートランド市の初期の路線も同じですが,自転車乗り
にはこれが問題になっています.レールに車輪を取られてけが人が続出
しているのです.そこで新路線では,道路中央寄りにレールを敷くほうが
いいのではないかと提言されています.ポートランド市でも,あとから
開通した区間は中央寄りを走っていることも,例として挙げられました.
February 5, 2008 Put new streetcar tracks in center lane, cycling
advocates say
(Seattle Times ニュースへのリンク)
歩道寄りに設けられた停留所は,沿線の再開発を促し,乗降客も安全が
保たれるとされています.
一方,道路中央寄りを走った場合,島式ホームのような形で設けられる
停留所は費用が抑えられるほか,路肩の駐車スペースを減らさずに済む
利点があります.

関連過去ログ: 2007/12/13 新しい路面電車が12/12開通

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(3) | 米国北西部 II このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年02月19日

【フィレンツェ】市電計画中止迫る投票結果

フィレンツェ(Firenze /Florence)市を二分するとまで言われたトラム
(TramVia)建設計画を巡る議論の末,先の日曜2/17に住民投票が実施され
ました.市電建設計画を中止に追い込みたい一派は,そこで賛成票(Si)を
投じます.

投票日を目前に控え,世界のメディアが注目していました.フィレンツェ
という広く知られた街が舞台であることと同時に,計画を推し進めたい
行政側と,受け継がれてきた歴史を頑なに守りたいとする美術界の大物や
専門家らの対立に見えたからです.
市としては,トラムで慢性的な交通渋滞を緩和させて,経済の発展にも
つなげたいとしているのに対して,美術家らは,歴史的な街並みの中を,
長さ30m超の路面電車が走り抜けるのは見るに耐えないとか,その振動が
彫刻や建物に悪影響を与えるのではないかと懸念を示し,計画に反対して
きました.

投票は路線ごとに行われ,サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂を
はじめとした世界遺産に指定された中心部を走る予定の路線は,53.84%の
票が計画中止賛成を示しました.残るもう一つの路線も,計画中止支持が
51.87%と過半数を占め,これでフィレンツェ市のトラム計画は,行く手を
遮られるのかと思われました.

しかし,投票資格を持つ31万5千人余の市民(人口36万余)のうち,意思を
示したのは12万4千人少々でした.雨が降ったわけでもないのに投票率は
39.35%と振るわず,計画中止を求める声は,その約半分の有権者全体の
20%に過ぎないと解釈されたのです.
投票率が五割に満たず,市は投票結果を強制力なしとみなして,市長は
市電計画を予定通り2010年を目指して推進すると,晴れて発表しました.

(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
既に開票作業は終了していますが,刻々と票数が刻まれていきました.
Referendum Consultivi Cittadini sulla TRAMVIA del 17 febbraio 2008
(Comune di Firenze 公式サイトへのリンク)

イタリアの通信社ANSAが伝える賛成多数と計画続行の短信:
2008-02-18 Tramvia: Domenici, non ci sono presupposti revoca
2008-02-18 Tramvia: i contrari vincono di misura
(ANSA ニュースへのリンク)

イタリア語で数多くの記事が出ていますが,他の言葉でも盛んに報じられ
ています.まずは英語の記事から.
February 18, 2008 Florence says no to new tramline; city says it
will be built anyway

(International Herald Tribune ニュースへのリンク)
スペインの通信社EFEは,大聖堂前に路面電車を走らせたセビリアを,
フィレンツェ市長が例として挙げたことを含めて伝えています.セビリア
では誰も抵抗していないと市長は紹介したそうですが,実情は度々ここで
紹介している通りです.
18-Febrero-2008 Florencia construirá polémico tranvía a pesar
rechazo ciudadano en referéndum

EFEの記事 (Terra España ニュースへのリンク)
フランスでもAFPが記事を配信しました.添えられた画像は,投票前に
トラム計画反対派が催したイベントの一幕です.
février 18, 2008 Italie/réferendum: les Florentins contre le tram
mais faible participation

AFPの記事 (Google ニュースへのリンク)

フィレンツェでも1959年まで路面電車が走っていたとされていますが,
路線がどこだったのかよく判りませんでした.しかし,ウィーンで出た
ドイツ語の記事により,大聖堂前も走っていたことが確認できました.
下の記事では小さいですが,軌道を撤去する時?の画像が載っています.
19. Februar 2008 Ein Nein zur Bim in Florenz
(Wiener Zeitung ニュースへのリンク)

予定されている路線図を含む市電計画の概要: Tramvia Tracciato
(Tramvia Fiorentina 公式サイトへのリンク)

関連過去ログ:
2008/1/19 トラム計画是非を問う投票
2007/10/09 トラム1号線レール敷設開始

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(4) | イタリア このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年02月18日

【オランダ】トラムに速度制限が提案される

オランダの運輸長官(Staatssecretaris van Verkeer en Waterstaat)が,
路面電車関連の交通事故を減らす目的で,トラムの最高速度を制限する
べく,オランダの4つの街で路面電車を運行する事業者と協議を行うと
テレビ番組で発言していましたが,対象となるハーグやロッテルダムの
事業者がそれに反論している様子を,メディアが取り上げています.

オランダでは,2002年から2006年までの間に,路面電車の絡む交通事故で
36人が犠牲になっているそうです.けが人も数百人に及ぶのだとか.
速度制限を設ける提案は,それらを少しでも減らしたいというところから
出ています.これまでにも何度か試みられているようですが,実現には
至っていないのでした.
実際にトラムを運行しているHTM(ハーグ)やRET(ロッテルダム)は,平均
時速は20キロ台前半で,時速50キロを出せる場所さえ市内にはほとんど
ないのが現状と反論しています.

その他にはアムステルダムとユトレヒトのトラムが,制限速度導入検討の
対象です.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
17 feb 2008 Gesprek over maximumsnelheid trams
(De Telegraaf ニュースへのリンク)
17 februari 2008 HTM ziet weinig in nieuwe maximumsnelheid trams
Novumの記事 (Elsevier ニュースへのリンク)
17 februari 2008 RET: trage tram niet veiliger
(Algemeen Dagblad ニュースへのリンク)

これを書いている間にも,月曜朝のアムステルダムで,ミニバスと路面
電車が衝突事故を起こし,けが人が出たとの記事が出ました.

ところで話は変わり,先日ミラノで路面電車とバスの痛ましい衝突事故が
あったばかりのイタリアで,トラム計画の是非を巡るフィレンツェ市の
住民投票が2/17実施されました.開票が進むごとリアルタイムで得票数が
表示されるページも,フィレンツェ市の公式サイト内にありました.
それによれば,開票は全て終了したようにみえ,SI(=YES)が過半数を得て
います.しかし,誤訳でなければSIの意味するところは計画撤回への賛成
票だったはず.そのページの表示は,最終的な投票結果ではないとも記さ
れています.
イタリア国内だけはでなく,オランダを含む諸外国でも直前に報道されて
きたフィレンツェ市の投票の行方は,今後の記事の内容次第ですし,先に
日本語の報道も出るかもしれませんが,明日紹介できる見込みです.

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | ベネルクス このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年02月13日

【セビリア】メトロセントロ延長計画と車両

セビリアの中心部に2007年復活した1.4キロの路面電車が,路線を延長
することになります.今度は倍の2.8キロを5890万ユーロをかけて建設
して,高速列車のAVEや近郊電車の発着するサンタフエスタ(Santa Justa)
駅まで線路がつながり,市役所のあるプラサヌエバ(Plaza Nueva)と駅は
17分程度で結ばれることになります.
建設は三段階に分けられ,2010年末の完成が予定されているようです.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
12 Feb. El Metrocentro discurrirá de la Enramadilla hasta Santa
Justa por la mediana y se prevén tres pasos soterrados

(Europa Press ニュースへのリンク)
12.02.2008 La ampliación del tranvía comienza en verano y costará
59 millones
(20 minutos ニュースへのリンク)
12/02/2008 Los cuatro kilómetros del tranvía costarán 142 millones
(ADN ニュースへのリンク)

メトロセントロ(Metrocentro)では,景観を損なわないように一部区間で
架線がなくても走れる車両を将来導入する予定です.
今でこそ全線架線下走行で,今秋開業予定のセビリアメトロ(Metro de
Sevilla)向け車両を暫定的に使っていますが,いずれ架線がなくても走行
できるバッテリ搭載の車両が完成次第,置き換えられて一部区間の架線が
撤去されることになっていました.
架線レスに対応できる新車は,現在暫定使用しているメトロの車両と同じ
CAFから購入する予定でしたが,ここにきてアルストム(Alstom)からに
変更される気配が出てきた模様です.どうやらCAFのバッテリ搭載車両が
間に合わないようです.
9 de febrero de 2008 El Ayuntamiento proyecta ahora comprar a
Alstom el tranvía que rechazó hace un año

(ABC Sevilla ニュースへのリンク)

関連過去ログ: 2008/2/07 一部区間の架線柱を撤去へ


誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(2) | スペイン語圏 I このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年02月07日

【セビリア】一部区間の架線柱を撤去へ

セビリア大聖堂前を走る路面電車の架線柱が,開業後一年も経たずに交換
されることになった模様です.
イースターの催し物の関係で,3/05からメトロセントロ(Metrocentro)は
大聖堂の前を含む一部区間が運休となりますが,その間なども利用して,
現在の太い柱から街路灯用のものに取り替えられるそうです.

これで景色が変わるとも読めます.欧州では両側の建物の間にケーブルを
渡し,そこに街灯を吊るしていることも多いのですが,ドイツなどでよく
見られるように,そのケーブルで電車線を支えるのかもしれません.

架線柱交換に70万ユーロを投じますが,2009年春には架線なしでも走れる
車両を導入する予定になっています.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
7 de febrero de 2008 El Ayuntamiento cambiará los soportes de las
catenarias a un año de retirarlas

(ABC Sevilla ニュースへのリンク)
07.02.2008 Sustituirán los postes de las catenarias del tranvía
por farolas fernandinas

(20 minutos ニュースへのリンク)

Sevilla_poste.jpg
2007年現在の架線柱で,バックは市庁舎になります.

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(3) | スペイン語圏 I このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年02月04日

【モスクワ】2010年に向けトラム近代化計画

トラム(Трамвай)の近代化は,モスクワでも計画されていました.
住宅地への路線を優先的に,2010年までに軌道を強化した上で,低床車の
導入も考えられている模様です.
総予算は74億1280万ルーブル(=2億ユーロ以上)とされています.

以前からあった話と思いますが,ここにきて出現度が高くなっています.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
17.01.2008 The future of Moscow tramway. 3 channel TV report.
(City & transport Moscow's public transport channel へのリンク)
ロシア語のブログ:
01.02.2008 В Москве восстановят и
модернизируют трамвайные пути

(Московский Комсомолец ブログへのリンク)
ドイツ語の報道:
01.02.2008 Moskauer Straßenbahn-Netz wird modernisiert
(Russland-Aktuell ニュースへのリンク)

モスクワ市の公式サイトで検索すると,次のようなページがあります.
N 68-ПП от 22.01.08
О Целевой среднесрочной программе
восстановления и модернизации
трамвайных путей в городе Москве на
2008-2010 гг
(Правительства Москвы へのリンク)
リンクがうまくされない場合,http://mos.ru/ から,メニューにある
Поиск (=検索ページ)で Трамвай 2010 を入力送信すると,
このページも含めて色々と出てきます.

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | 欧州(独仏西蘭伊以外) このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年02月02日

【ブラックプール】トラム近代化計画を発表

英国ブラックプール(Blackpool)のトラム(tram)に,8530万ポンドを投じ
近代化することが決まりました.軌道と車両の大幅刷新が図られます.
英国の運輸省(Department for Transport)は,国が6030万ポンドを出し,
トラムを所有するBlackpool Councilと,地元ランカシャー(Lancashire)
County Councilが残りを分担し合います.

線路と停留所だけでなく,恐らく低床化される車両16本を現在の車両と
入替えることになりました.ただし,現在走っている車両も,状態の良い
ものは残る模様です.
トラムの利用者は年間約4百万人ですが,その75%は訪問者だそうです.
しかし,トラムはブラックプールの街の再建に一役買うことが期待され,
地域の交通機関としても整備が必要となっていました.

(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
Department for Transportなど公的組織からの発表:
1 February 2008 Blackpool's iconic tram set for £85million upgrade
(Government News Network ニュースへのリンク)
01 February 2008 Blackpool's Iconic Tramway Set for £85million
Upgrade
(Blackpool Council ニュースへのリンク)

報道関係:
1 February £85million tramway development planned
(Blackpool Citizen ニュースへのリンク)
01 February 2008 Blackpool gets £85m for trams
(Blackpool Gazette ニュースへのリンク)
1 February 2008 Seaside trams to get £85m upgrade
(BBC News ニュースへのリンク)

関連過去ログ: 2007/4/15 次はトラム全線で5か月運休

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(2) | 欧州(独仏西蘭伊以外) このエントリーを含むはてなブックマーク
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。