2008年11月02日

【ケムニッツ】ノルウェーからの教習生

ノルウェー人が,ドイツ東部ザクセン州ケムニッツ(Chemnitz)の鉄道を
コピーする,というタイトルの記事があります.
何事かと思い読んでみると,2010年からノルウェーのベルゲン(Bergen)で
運転を開始する予定のライトレール(Bybanen)に備えて,ベルゲンから
やって来た運転士養成教官の候補者が,ベルゲンが導入するトラム車両,
バリオバーン(Variobahn)の運転を習っているというものでした.

バリオバーンなら,ベルゲンからは遠いものの,同じ北欧のヘルシンキも
導入していますが,車体幅(2,650 mm)や軌間(1,435 mm)がベルゲンと同じ
ケムニッツのCVAGが,研修先に選ばれたようです.
CVAG: Chemnitzer Verkehrs-Aktiengesellschaft

ケムニッツCVAGは,路線構造? (原語 Streckenbauweise)が,ベルゲンの
Bybanenと似ているという話も紹介されているほか,ドイツの規則も拝借
するとのことです.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
1. November 2008 Norweger kupfern unsere Bahnen ab
(sz-online/Chemnitzer Morgenpost ニュースへのリンク)

ケムニッツこそ,1993年にバリオバーンの試作車を導入した最初の街で,
今でこそ,バリオバーンはシュタットラー・レール(Stadler Rail)が製造
販売していますが,その当時のメーカーはABB(ABB Henschel)でした.
その後,同社はAdtranzを経てBombardierに吸収されますが,その時点で
低床車モデルのバリオバーンだけは,Stadler Railへ譲渡されました.

ベルゲンBybanenは,シュタットラー・レールと今年契約していますが,
同社製造のヴァリオバーンは,ニュルンベルクVAGとボーフムBOGESTRA,
それに間もなくミュンヘンMVGに導入され始めるだけで,まだ少数です.

そこにポツダムが加わることは,先月紹介したばかりですが,Stadler製
Variobahnは今は納車が10本未満であることを突く形で,シーメンスが
ポツダムViPのヴァリオバーン発注に異議を申し立てている模様です.
31.10. 2008 Siemens lässt Vergabe prüfen
(Potsdamer Zeitungsverlags ニュースへのリンク)
似たような話は,オーストリアのグラーツGVBの発注時にもありました.

Variobahn関連ログ一覧:
2008/10/12 【ポツダム】次の低床車はVariobahnに
2008/1/30 【ベルゲン】100%低床車の契約締結
2007/10/16 【グラーツ】シュタットラーが受注を正式発表

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドイツ II このエントリーを含むはてなブックマーク
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