2008年11月05日

【ベルリン】Sバーンも車軸点検で減車へ

ドイツでは,この夏のICE3の点検に続き,車体傾斜式のICE(ICE-T)でも,
全車両の車軸を緊急点検する必要から車両運用が変わり,時刻変更などが
行われるとされてきましたが,検査の遅れから,通常に戻るのは来年2月
と言われています.

車軸点検による混乱は,遠距離列車だけの話と思っていたところ,最近に
なってベルリンの近郊電車Sバーン(S-Bahn Berlin)でも,1996年から導入
されている一番新しい車種に同様の問題がある恐れがあるとして,車軸の
超音波検査を,従来の12万キロにつき一回から6万キロに一回の割合まで
周期を半減し,検査回数を倍増させるという報道がありました.

対象車種は,Baureihe 481と呼ばれる形式で,直流の第三軌条方式電化の
ベルリンSバーンに特化した車両ですが,2車体を一台として数えると,
500台に相当する車両数が配属されている大所帯で,主力車両です.

検査周期半減により車両が不足しますが,ベルリンのSバーンでは運休は
行わず,一部路線の減車で対応するという発表が出ています.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
4. November 08 S-Bahn Berlin gewährleistet fahrplanmäßigen Betrieb
(S-Bahn Berlin GmbH 公式サイトへのリンク)

ICEなどとBaureihe 481では,製造メーカーが異なるものの,481形式の
車軸に使われた素材(A5T)が,ICEのもの(A4T)に似ていることが,検査
周期を半減させた原因です.しかし,481形式の車軸に亀裂は見つかって
いませんでした.

減車発表に先立ち,ベルリンのSバーンにも影響があることは,先週から
報道されていました.
2 November 2008 Auch die S-Bahn prüft Radachsen auf Risse
(Berliner Morgenpost ニュースへのリンク)
01. November S-Bahnen müssen zur Ultraschall-Untersuchung
(Berliner Zeitung ニュースへのリンク)

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドイツ II このエントリーを含むはてなブックマーク
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