2008年12月25日

【ロリアン】ゴムタイヤ式トラム導入検討へ

大西洋に突き出たブルターニュ半島の南岸に位置する,市内人口は5万8千
少々,周辺の19の自治体から構成されているペ・ド・ロリアン共同地域圏
(Communauté d'agglomération du Pays de Lorient)では同19万弱になる
ロリアン(Lorient)が,SNCF駅や市内中心の西に位置するKervénanec Le
Ter地区に,ロリアンの西隣りのPloemeurや北西のQuévenなどとを結ぶ,
トラムの導入を検討することを決めた模様です.

地元紙のOuest-Franceが取材したところによれば,ゴムタイヤ式トラムが
想定されているようです.
なお,まだ検討段階ですので時期については明確にされておらず,今の
路線バスに置き換える形でのトラム導入は,少なくとも二段階にわけてに
なるだろうとのことです.

担当者の話では,トラムを導入した街で全て利用者数が著しく増加して
いることを挙げて,ゴムタイヤ式トラムは(路線バスに比べると? )高価な
ものの,信頼がおけるクリーンな乗り物として,期待を寄せています.
ロリアンでも,1940年まではトラムが走っていました.

(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
24 décembre 2008 Le pays de Lorient repense très fort au tramway
(Lorient maville.com ニュースへのリンク)
この記事には,カーンのトラム画像が掲載されています.

ゴムタイヤトラムと言えば,今では実質的にトランスロール(Translohr)
だけが選択肢ですが,300キロ以上離れているものの単純に近くで別の
システムながらゴムタイヤ式トラムが走るカーン(Caen)が選ばれたのか,
それともカーンとTVRの共同購入というところまで視野に入れてのものか
どうかは不明です.
TVR: Transport sur voie réservée (ボンバルディア製)

カーンではゴムタイヤ式トラムのTVRを導入して6年以上が経ちました.
導入まで喧々諤々だったのに,今では一日平均4万5千人の利用があり,
需要を満たし,将来の路線延長や新設のためにも車両増強が必要とされて
います.しかし,ボンバルディアはTVRの製造を終了しており,最低でも
20本の発注がないと,相当高価な買い物になってしまうとかで,実現には
至っていません.

二か月も前のものになりますが,カンのトラムの話題にも触れた記事:
23/10/2008 Caen - La ville au banc d'essai
(Le Point ニュースへのリンク)

くしくもペ・ド・ロリアン共同地域圏の議会がトラム導入の検討を決めた
日の朝,ストライキ明けで久しぶりに営業再開されたカーンのトラムが,
脱輪するという事故がありました.
22 décembre 2008 Un tramway bloqué près de l'université à Caen
(Ouest-France ニュースへのリンク)

その後,ガイドレールに置石したと名乗り出た人がいましたが,それだけ
では辻褄が合わないらしく,原因究明は休み明けになるそうです.

内容が間違っていたりリンク切れがありましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | フランス II このエントリーを含むはてなブックマーク
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