2009年02月20日

【ナント】2010年投入Citadis Dualis公開

ナント(Nantes)と近郊のClissonを結ぶ在来線に,2010年前半にも投入
される予定のトラムトレイン仕様の車両が,ヴァランシエンヌ近郊にある
アルストムのプティット・フォレ(Petite-Forêt)工場で公開されました.
伝える記事に名前は出てきませんが,内容からすれば,Citadis Dualisに
間違いないでしょう.

このトラムトレイン車両は,NantesとNort-sur-Erdre間(約30キロ)にも
投入される予定ですが,そちらの旅客営業への復活が遅れているとかで,
昨年12月に交流電化された現役の在来線のほうに,先に投入されることに
なりました.Nantesと東南東に位置するClisson間の約27キロです.

この区間は地域随一の混雑路線で,一日平均13万1千人の利用があり,
今の車両(TER)ではピーク時にさばききれないようです.
そこに低床車(Citadis Dualis)を導入し,各駅に停車しても最高速度時速
100キロにより,現在と同程度の30分で同区間を結びます.

その後,旅客線化工事の完成を待って2011年にも,Nantesと北北東に位置
するNort-sur-Erdre,そして2013年後半には,その先のシャトーブリアン
(Châteaubriant)まで走ることになる予定です.
トラムトレイン車両ではありますが,現時点ではどちらもナントのトラム
路線への乗入れ計画はなく,SNCFのナント駅(Gare de Nantes)発着です.

記事には,Citadis Dualis 15本がSNCFから発注されていて,地上側の
改修などとあわせた総額6千万ユーロという金額が載っています.下記の
記事はスライドショーがあるなど画像も豊富です.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
19 février 2009 Alstom dévoile la première rame du tram-train
(Ouest-France ニュースへのリンク)

あとから出た下記記事によれば,NantesとClisson間には5本投入され,
NantesとNort-sur-Erdre間(のちにChâteaubriant間)は7本という記載が
見られます.こちらによれば合計12本ということになります.
20 février 2009 C'est le tram-train de demain
(Presse-Océan ニュースへのリンク)

NantesとClisson間ではTERを補完する形で増発となるため,混雑緩和に
役立つということで,運転開始は2010年6月,Nort-sur-Erdreへは2011年
9月という具体的な時期も書かれていました.

これに先立ち今週初めには,同じアルストムの工場でイスタンブール向け
Citadis(Citadis X-04 ?)も公開されていました.
17.02.2009 la première rame du tram d'Istanbul dévoilée hier matin
(LaVoixEco.com ニュースへのリンク)
ナントのトラム=トレインが青ベースなのに対し,イスタンブールへの
車両は,赤-白-グレイのアレンジです.

関連ログ:
【アルストム】2008/9/06 次世代トラムがドイツ試験線へ
【ナント】2008/8/29 トラムトレイン計画に青信号
【SNCF】2007/4/26 トラムトレインをアルストムに発注

内容が間違っていたりリンク切れがありましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | フランス II このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。