2009年05月20日

【ハノーバー】次期高床式LRVはステップなし

1970年代より都心部の路線を地下化し,郊外からの地上路線と接続させた
ことから,同じドイツのシュツットガルト同様に低床車を持たないハノー
バー(ハノーファー)のシュタットバーン(Stadtbahn).
洗練されたデザインで1990年代後半に登場した車両(TW 2000)も,1970年
代から投入されている先代の車両(TW 6000)と同様に高床式でした.

シュタットバーン化された1970年代から走るTW 6000は,製造後30年を
経て,最近は故障が多くなり交換部品の入手も次第に困難になってきて
いるそうです.そこで運行会社のüstra(ユストラ)は,昨年から置換え用
として第三世代の車両50本を購入する検討に入っていました.このほど
資金面での目処がついたそうです.
üstra: Überlandwerke und Straßenbahnen Hannover AG

1本あたりの価格が200万ユーロから250万ユーロとみられており,それが
50本ですから優に1億ユーロは超えますが,半分はニーダーザクセン州が
近郊交通機構(LNVG)を通じて負担する決定が下された模様です.
LNVG: Landesnahverkehrsgesellschaft Niedersachsen mbH

予定ではüstraは6月中旬から入札受付を開始し,2014年までには納車に
なる見通しです.
第三世代の車両は,形式名をTW 3000とするサイトもあるようですが,
やはり高床式です.しかし在来車と異なるのは,路面の停留所でも乗降を
可能にする折畳式ステップがないことです.

ステップの省略で車両の軽量化が図られますが,それが可能になるのは,
投入路線を今年末にも全ての停留所が高床化される3系統と8系統に限定
するためと説明されています.

先日の公式発表と,2008年の発表.まったく同じタイトルです.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
18.05.2009 üstra kauft 50 neue Stadtbahnwagen ab 2012
15.02.2008 üstra kauft 50 neue Stadtbahnwagen ab 2012
(üstra プレスリリースへのリンク)

地元メディアが簡単に紹介していました.
19.05.2009 Land gibt Geld für Nachfolger grüner Stadtbahnen frei
(Hannoversche Allgemeine ニュースへのリンク)

折畳式の乗降ステップを搭載しないことによる軽量化で,シルバーアロー
(Silberpfeilen)とも呼ばれる第二世代のTW 2000に比べて,エネルギー
消費量が15%も節約できるそうです.

内容が間違っていたりリンク切れがありましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドイツ II このエントリーを含むはてなブックマーク
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