2009年05月27日

【クリーブランド】二代目レイクショア電鉄の挫折

かつてオハイオ州クリーブランドを走っていたインターアーバンのレイク
ショア電鉄(Lake Shore Electric Railway)の名を引継ぐ非営利団体が,
観光客向けに保存する車両をクリーブランド市内で走らせる事業構想を
いだいていましたが,景気低迷により打撃を受け,このたび断念するに
至ったとの報道がありました.概要はAP通信でも配信されています.

Lake Shore Electric Railway(非営利)が事業を断念したことによって,
クリーブランドのエリー湖岸に面した埠頭に保存されている30両余の保存
車両は,この7月にも競売に掛けられることになります.
これらの車両は,数年前まで十数キロ離れたオルムステッドタウンシップ
(Olmsted Township)にあった博物館(Trolleyville U.S.A.)から来たもの
で,それまでその地で週末を中心に短い距離を走っていたそうです.

Lake Shore Electric Railwayも,クリーブランドのエリー湖畔に軌道を
敷いて,昔の車両を運転しようと考えていたのでした.
残念ながらその構想は実現しませんが,競売で得られた資金を元にして,
RTAの鉄道線上で1両か2両程度の電車を走らせることになるかもしれない
模様です.
RTA: Greater Cleveland Regional Transit Authority

(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
May 26, 2009 Lake Shore Electric Railway Inc. may be forced to
auction 30-plus trolley car collection

(The Plain Dealer ニュースへのリンク)

残念ながら公式サイトには繋がらないようなので,投稿画像からですが,
Creative Commonsの条件に基づき,参考画像を貼り付けておきます
Temporary Housing for the Lake Shore Electric Railway
by sofafort (flickr)
Temporary Housing for the Lake Shore Electric Railway
Taken on September 28, 2008

その他のリンク: sofafort's photostream / Tags
Lake Shore Electric Railway by OhioJ (set)

Lake Shore Electric Railwayが車庫を建造したかった場所が,RTAの運行
するウォーターフロントライン(Waterfront Line)の沿線にあります.
他のRTA鉄道線と異なり,1996年開通と比較的新しいこの路線は,都心の
ハブ駅(Tower City)と,エリー湖畔のノースコーストハーバー地区を結ぶ
ものです.

残念ながら平日は,利用者低迷で昨秋のダイヤ改正より朝夕ラッシュ時に
30分間隔の運転だけとなってしまいましたが,休日の日中は20分間隔に
なりますし,イベント開催時などは増便されるようです.

一両か二両を手元に残して,将来RTA線上の何処で運転させることになる
のか,現時点では定かではありませんが,博物館やイベント会場などが
あるノースコーストハーバー(North Coast Harbor)へ行き,その沿線に
車庫と博物館を建造して運転しようとした経緯もあることから,ウォー
ターフロント線が本命なのでしょう.
ダウンタウン方面からエリー湖畔に出る直前に,大きくCSX線をまたぐ
オメガ状のカーブが,印象的な路線です.

内容が間違っていたりリンク切れがありましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 米国北東部 II このエントリーを含むはてなブックマーク
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