2009年06月13日

【Alstom】新規トラム導入廉価モデル開発へ

2009年はウィーンで開催された,UITP国際会議(UITP Vienna 2009)で出た
トラムの話題がもう一件ありました.

アルストムの首脳が会見で語ったところによれば,同社は二年後の完成を
目指し,新たにトラムを導入する際の総予算を,今より最大で30%も節約
する新規導入モデルを開発するそうです.
これにより,市内の路線バスにもトータルコスト面で対抗できることに
なるため,人口10万人前後の街にも市電導入のチャンスが生まれます.

ローコストトラム(Low Cost Tram)は,車両だけでなく,諸設備全てを
低価格に抑えます.30年間でみれば,導入から維持までの総経費をバスと
比較しても,ひけをとりません.
バスは30年間で車両を3回程度入替える必要がありますが,トラムなら
不要です.またバスの場合,30年もの間にはガソリン代やメンテナンス
費用が上昇していくものと説明されていました.

ローコストトラムでは,停留所などは簡素なものになるものの,車内には
お金を掛け,乗り心地は損なわないようにします.これくらいの経費は
大した額にならないからだとか.

トラム導入の風潮を感じつつも,小規模の街では資金不足からこれまでは
断念せざろう得ませんでしたが,長い目で見てトラム導入を低価格に抑え
られるモデルが登場すれば,導入への妨げが減るため,アルストムにして
みればトラムを売込める市場を拡大できる思惑もあるでしょう.

この時点では,発言がUITP会議の開催されたウィーンで行われたからか,
ドイツ語の報道しか見つかっていません.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
Juni 12, 2009 Alstom Transport-Präsident Mellier: Low Cost Tram
soll Bus Konkurrenz machen

(Deutsche Business News ニュースへのリンク)

この低価格に抑えるトラムシステムは,フランス北部のヴァランシエンヌ
(Valenciennes)にあるアルストムの工場内で,開発されるそうです.

内容が間違っていたりリンク切れがありましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | フランス II このエントリーを含むはてなブックマーク
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Excerpt: アルストム(Alstom Transport)とパリのRATPが発表したところによれば, 新技術を搭載した100%低床車シタディス(Citadis)の1本が,パリのトラム 路線T3で,今後一年間の営業..
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Tracked: 2009-07-04 12:01
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