2006年01月24日

【ワシントンDC】道路改良工事と同時に軌道を

ワシントンDCのユニオン駅から2007年-つまり来年-には路面電車が発車
しているかもしれません.
ワシントンDCで復活するLRT(路面電車)と言えば,やはり同じAnacostia
地区で,デモンストレーションとしての路線(下記リンク先)が2004年11月
に着工されていますが,その路線ではなく全くの新路線のようです.
Anacostia Streetcar Project
(DC's TRANSIT FUTUREのサイトへのリンク)

今回の一件は,このサイトを情報源としてAPで広く報じられました.
Streetcar plan moves forward
Anacostia service could start in 2007
(Washington Examinerのニュースへのリンク)
この記事によれば, ユニオン駅-厳密にはその近く-から地下鉄オレンジ
ラインのMinnesota Avenue駅までの3.5マイル(約5.6キロ)を結び,主に
Hストリート(H Street)とベニングロード(Benning Road)を走ります.
この夏には市が軌道建設の入札をするだろうというところまで,話が
進んでいたのでした.

軌道の敷設は,予定されている道路の改良工事にあわせることになって
います.このため話を早く進める必要があるようです.道路の改良工事は
現在のウィリアムス市長による"Great Streets Initiative"と呼ばれる
取り組みの一環で,これはこれまでどちらかというと見捨てられていた
ような感じの地区を,民間からの投資を通じて繁栄させるためのものです
が,H StreetとBenning Roadも,対象ルートに含まれていました.
Great Streets
(Government of the District of Columbia公式サイトへのリンク)

もちろんそのルートの4300万ドルの改良工事に軌道を入れることができた
のは,沿線からの強いロビー活動があったからにほかなりません.その
経緯は,下記記事に詳細が記されています.
Streetcars to return
Tracks, stops to be built on H Street-Benning Road
(Common Denominatorのニュースへのリンク)

ストリートカー(路面電車)計画のより詳しい情報も載っていて,ユニオン
駅近くに新設される? 長距離路線のメトロバスのターミナルを共用する
ことや,片側3車線の道路のうち真ん中のレーンを走る併用軌道である
ことなどがわかりました.(歩道側車線は主に駐車スペースになります)

ただしとりあえず線路を敷いて架線を張ってしまおうということだけが
先走り,車庫や車両などをどうするかとか,システム全体のコストが
どれくらい掛かるのかも含めて,まだまだ白紙の部分も多いです.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(3) | 米国北東部 このエントリーを含むはてなブックマーク
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