CITADIS)のハイブリッド バージョンを使った急行運転と,Regio CITADIS
による初の市内線営業が開始されました.
過去ログ : ハイブリッド トラム運転開始ほか
下記に路線図へのリンクもあります.今回話題の路線は4番と,RT2です.
Straßenbahn Kassel (ドイツ語版Wikipediaへのリンク)
開業は無事に行われ,その報道も昨日ありましたが,今日は早くも問題が
起きたことを伝える報道があります.
Regio CITADISは最大幅が2650mmで,これまでカッセル市内を走ってきた
路面電車の2400mmよりも,片側125mm分だけ幅広になっています.これが
一部で障害になっているというものです.もちろん車体がどこかにぶつ
かるというような問題ではなく,記事タイトルにもあるように,車体から
横に突き出るミラーが障害になっています.
Regio-Tram klappt Spiegel ein
(HNA.deのニュースへのリンク)
この報道には画像も提供されていていますが,RegioTramのバックミラー
は収納された状態になっています.これがもし出ている状態だと,隣の
道路を走るトラックなどと接触するということのようです.バックミラー
を畳んだ状態にするのが一時的な解決方策のようで,このため電停で
運転士は身を乗り出して安全確認を行う必要が生じました.根本的には
天候が良くなり次第,軌道沿いの道路と線路を隔てる縁石を移設すること
にしたようです.
| 追記(1/31) ===== この問題は,開業前から指摘されていたとの報道がありました.それでも KVGは強引にRegioCITADISを導入し,開業させてしまったようです. 問題の場所は,Bettenhausen地区の道路名はLeipziger Straßeで, 電停で言うとLeipziger PlatzとForstfeldstraßeの間です. KVG immer wieder gewarnt (HNA.deのニュースへのリンク) KVG : Kasseler Verkehrsgesellschaft |
もう一つの問題は,非電化区間を走る際に必要なディーゼルエンジンが
昨朝は起動しなかったことです.ハイブリット版RegioTramの要でもある
このエンジンが動かなかったことで,速達運転を可能にする非電化区間
への乗り入れができず,通常ルートを走らなければなりませんでしたが,
単線区間などの関係もあり,RT2は大幅に遅れてしまいました.
RegioCITADISはわかりませんが,ノルトハウゼンのハイブリッドCombino
では,電化区間から非電化区間へ入る手前の最後の電停で,エンジンを
掛けてパンタグラフを下ろしていました.電化区間走行中にエンジンを
掛けっぱなしということはないようです.
これまでも走り込んできているはずですが,いざ営業開始となった途端に
こういうことになるのは時々聞く話です.原因はまだ定かではありません
が,欧州を襲っている異常低温で気温がマイナス10度にもなっていたこと
が疑われているようです.
| 追記(1/31) ===== 電化区間を走っているうちから,エンジンを起動させるようにしたこと と,ドアの開閉に不具合が生じたなど,初期故障が出ていることが報じ られました. Die Tram kam gestern schon wieder zu spät (HNA.deのニュースへのリンク) |
開業を伝える報道 (動画もあります)
Regiotram-Projekt Bahn frei für Hessisch Lichtenau
(hr onlineの1/28付けニュースへのリンク)
開業を控えた1/24付けのHNA.deでは,1980年代に利用者数低迷から旅客
営業を廃止した路線が20年振りに復活することになったという経緯や,
今回のLossetalbahnの終点,Hess. Lichtenau周辺はヤモリの生息地なの
で保護運動などがあったこと,最初はループ線になる予定だったが結局
普通の折返しになったことなど,こまごました話を掲載していました.
| 追記 : 20年振りの旅客営業復活となったLossetalbahnですが,Regiotramの 初期故障による遅れが頻発したようで,2/20にダイヤの修正を行い ました.これにより所要時間が4分長くなりますが,単線区間での 遅れが,他に伝播しないようになるようです. Lossetalbahn Pünktlich, aber langsamer (Hessischer Rundfunkの2/20付けニュースへのリンク) Fahrplanänderungen Tram 4/RT2 zum 20.02.2006 (KVGの2/20付けニュースリリースへのリンク) |
