したが,それが更に遅れて2007年の夏の終わり頃になる,ということを,
CANCAが認めたとする報道がありました.
開業が予定より遅れることは,珍しいことではありませんが,ニースでは
車載のバッテリーで,架線のない区間を走ることから,他よりも注目して
いきたいと思います.
CANCA : Communauté d'Agglomération Nice Côte d'Azur
ニース市と,その郊外の市町村など,複数の自治体が集まった共同組織
で,CANCAの場合は,24の地方自治体から構成されています.域内人口は
50万人近くで,その7割がニース市に集まっています.
Tramway de Nice (トップページ)
voir le plan (路線図) (他にもPDFファイル版あり)
(公式サイトへのリンク)
Un tramway pour Nice
(ニース市公式サイトへのリンク)
路面電車の軌道敷設工事に伴い,Gorbellaでは,下水管を交換することに
なりますが,その下水管からアスベスト(石綿)が検出され,その処理に
3ヶ月を要すというような話が紹介されています.その他にも,一ヶ月
程度の遅れが見込まれる場所もあるようです.
車両基地は,16ヶ月前から建設されていますが,ここは膨張するマール,
泥灰土(原文 "marnes gonflantes")があったため,建物の変更が余儀なく
されるらしく,LRVの受け入れは秋の予定でしたが,僅かに遅れて,11月
末か12月初めになるようです.
車両基地の紹介 (公式サイトへのリンク)
Secteur 1 : Comte de Falicon, Centre de maintenance et bd Rémond
しかし最大の難関は,考古学の発掘調査?が7月から行われる,place Toja
です.そこでは軌道敷設工事が,2007年春まで行えないだろうということ
で,更に,発掘調査が長引くと,最悪の場合は,そこで二分割した,半分
ずつの路線での分断開業になる可能性もあるようです.
Les travaux du tramway ont pris du retard
(metroFrance.comのニュースへのリンク)
問題の場所,place Tojaが何処にあるのか,地図では探せないのですが,
square Tojaという場所なら,ガリバルディ広場(Place Garibaldi)の南部
との間で,発掘作業が2月から開始されたという案内が出ていますので,
ガリバルディ広場の近くにあるのではないかと考えています.
Planning Place Garibaldi / Avenue de la République
ガリバルディ広場は,近くのマッセナ広場(Place Masséna)とともに,
架線が張られずに,バッテリーで走る場所です.
資料を基に独自に構成したもので,公式のものではありません.

緑色の区間は,自動車の走行が禁じられているところ
