日本でも昨年紹介されている,携帯つり革(マイつり革)は,つかまり棒に
引っ掛けるタイプの「Transtrap」というボストン生まれの商品でした.
これに対して,ニューヨーク生まれの「Metrogrip」という商品もあり,
こちらはナイロン製の強靭なベルトの両端が輪になっていて,それを棒を
跨ぐように回して,両方の輪をつかんで使うというものです.
Personal, Portable Strap For Commuters : Products
(リンク先はどちらも公式サイト)
百聞は一見にしかずで,両者の画像が並ぶブログがありました.
引っ掛けるか,回すかの違いがありますが,どちらもこれで急ブレーキに
耐えられるのか,滑り止めがあるようですが,少々心配でもあります.
Battle of the Germophobes
(Gothamistの2005/11/21付けブログへのリンク)
こんな商品が米国で販売されているのも,地下鉄やバス,ライトレール
などでは,着席が前提となっているため,さすがに,つかまる棒はあり
ますが,つり革はほとんどないか全くないのが現状だからでしょう.
しかし,利用者急増などもあり,着席できずに車内で立たなければなら
ないケースも増えてきました.つかまり棒を掴んでいれば済む話ですが,
雑菌ばい菌を恐れて金属棒を握れない人のために,自分専用の持ち運ぶ
吊り輪(紐)が生まれたようです.
今回は,どちらかというと潰しが利いて他の用途にも使えるかもしれない
回すタイプのMetrogripが,販売促進用の実用的な粗品として,会社の
名前やロゴを入れられる,というプレスリリースが出されていました.
米国での話ですが,自社の名前が入った,ちょっと風変わりなつり輪を
顧客が地下鉄で使ってくれれば,車内の人にも宣伝になるということを
売りにしています.事務用品や小物類では,渡した人だけにしか見られ
ませんが,Metrogripなら幅広い人の目に留まるだろうというものです.
ちなみに,通常価格は$6.50で,最低2500個以上のカスタムメイドなら,
紐の色も変えられるそうです.
New Subway Straps Offer Businesses an Innovative Advertising Idea
for Brand Marketing
(PRWebのニュースへのリンク)
つり革がふんだんにある日本の場合でも,ラッシュ時には足りないことも
ありますし,誰が前に握っていたか判らないつり手には掴まりたくない
という潔癖症の人にも,案外お勧めかもしれませんので,販促用に採用
する会社が出てきても,不思議ではないかもしれません.
2006年03月09日
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