ライプツィヒ(Leipzig)では旧東独で唯一ワールドカップドイツ大会の
試合が開催される都市で,観客の輸送には市電が大変重要な役割を果たす
ことになっています.路面電車には団子運転ができますが,市電の主要
路線では,2分間隔の運転が予定されているほどで,約400本の車両が使わ
れるとのことです.
しかし,市電を運行するLVBでは,ワールドカップ後に216本の旧型車両を
引退させると表明しました.
LVB : Leipziger Verkehrsbetriebe
Leipziger Verkehrsbetriebe wollen Tatra-Bahnen ausmustern
(Freie Presse ニュースへのリンク)
旧型車両とは,チェコスロヴァキア製のタトラ車両(Tatra-Bahnen)のこと
です.ライプツィッヒでも,近代化されていないタトラは,恐らくTatra
T4D (Typ 33a, b)のことだと思われますが,2009年までに消滅し,更に
2015年までには,近年近代化されたTatra T4D-M (Typ 33c, d, e)も,
消え去る運命です.1988年から製造の比較的新しいT6A2 (Typ 35)は,
28本と少数ですが,去就は判りません.
この記事によれば,LVBが新車投入に投じた経費は,昨年7760万ユーロに
なったと報じています.また,2005年は5630万ユーロの増収だったこと,
年間利用者数は0.1%しか伸びず1億2330万人だったことから,増収は昨年
運賃を5.4%値上げしたことによる効果だったことが挙げられています.
この8月にも運賃は4%の値上げが予定されます.
昨年の収支は5382万ユーロの赤字,2004年比で158万ユーロ改善されて
いるということですので,少しは赤字額が減ったようです.
ベルリンやドレスデンでもタトラ置換えの話題があります.まだ先の話
ですが,ライプチヒでもということになります.
2006/5/20 【ライプツィヒ】WM輸送で備えは万全?
2006/4/12 【ドレスデン】2010年には全車低床化へ
2006年06月07日
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