サンフランシスコ市内でLRTやバスなどを運行する Muniの運賃収受は,
ほとんどザルに近いことを約一年前に紹介していますが,状況はあまり
変わっていないことを伝える記事がありました.
Muni : San Francisco Municipal Railway
運賃の取りこぼしがどれだけあるのか,把握することは簡単ではないかも
しれませんが,一日に70万人の利用者がある中で,非常に限られたデータ
ではあるものの,ライトレールの地下駅で,自動改札機のあるにも関わ
らず,54%から73%が運賃を逃れていたとの調査結果もあり,年間数千万
ドル単位の損出となっていることは,想像に難くありません.
対策として,現在28名の検査員を,64名に増やす話があります.昨年だけ
でも違反切符は1万枚近く切られました.1年前の報道では,検査員は13名
しかいないとされていましたので,それからは増えていますが,昨年の
話では,本来なら今年は50名近くになっているはずでした.
今回の報道は,偽造された定期券(FastPass)も,取り上げています.
この月間パスは$45で,磁気ストライプや,偽造防止のホログラムが付け
られていますが,バスでは運転手に提示するだけで,透明なホルダーに
入れられて,ちらっと見せられるだけでは判別が困難です.
ライトレールの地下区間にある回転式改札口(turnstile)を,飛び越え
たり,くぐったりまでするのは,ニセのパスではこの改札を通れないから
かもしれません.
さらに,運賃箱の故障が放置されていることも,問題にされています.
17年前に製造された運賃箱の,交換部品が不足していることが,修理を
遅らせて結果的に運賃箱故障のまま,バスを運行させているのが現状の
ようです.
7月から始まる新年度では,約1億3800千万ドルの運賃収入が考えられて
いますが,これは,運行予算の22%に留まり,単純に比較できないとされ
ながらも,34.2%と言われる全米平均より,かなり低い数字です.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
Tuesday, February 27, 2007 No fare: cheats on Muni
(San Francisco Chronicle ニュースへのリンク)
誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
Muni 不正乗車関連 過去ログ :
2006/3/01 過半数が無賃乗車?!
2007年02月28日
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