2007年03月17日

【ボストン】ボーイング製の車両ついに引退

ボストン(Boston)のMBTAグリーンラインのD線で,ラッシュ時だけ運用
されていた,ボーイング LRV(Boeing-Vertol製)が,今週でとうとう営業
運転から引退したそうです.
MBTA : Massachusetts Bay Transportation Authority

このあとは,大半がスクラップとなる運命で,1本だけがマリン州で保存
されるほか,約6本が架線の氷結防止のための車両として,余生を送る
ことになるようです.オレンジ色の軌道検測車(Track Geometry Test
Car)に生まれ変わっている車両もあります.

(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
March 16, 2007 End of the line for T pioneers
(Boston Globe ニュースへのリンク)

Boeing-Vertol製造のLRVのことは,ここで改めて詳細を書くこともない
と思いますが,簡単に振り返ると,1976年12月にボストンでデビューして
います.今回最後の営業運転となったのと同じ,グリーンラインのD線
(Riverside Line)が舞台でした.それから30年が経ち,昨日(3/16)は,
当地も大雪で大変だったようです.

* Subway Map 地下鉄全線の系統図
* Subway Green Line グリーンラインの駅一覧
(MBTA 公式サイトへのリンク)

3/15に運転された様子を,下記リンク先でも見ることができます.
by cem6357 (flickr)
Next To Last MBTA Boeing LRV Run 3/15/2007

ボーイング製のLRVが製造されていた当時,米国で路面電車が走る街は
数少なくなっていましたが,新世代の路面電車として期待されました.
しかし,その後の故障続きで,その期待は裏切られていきます.
ボストンでは,その後1986年から導入された,近畿車輛製のType 7が,
グリーンラインの主役になっていきました.その辺りの経緯を詳しく知り
たいかたには,英語版ウィキペディアが役立つでしょう.
US Standard Light Rail Vehicle (Wikipedia へのリンク)

ボーイング製LRVが最後の旅客営業を行なっているころ,大陸を隔てた
北西部のシアトルでは,近畿車輛製LRVが,車庫の外では初めてとなる
試運転の準備を,静かに迎えていたようです.
March 15, 2007 Sound Transit starts intensive light rail testing
(Sound Transit // News Releases へのリンク)
March 16, 2007 Sound Transit begins light-rail train tests in Sodo
(Seattle Times ニュースへのリンク)

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | 米国北東部 このエントリーを含むはてなブックマーク
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【ボストン】グリーンライン低床車追加へ
Excerpt: AnsaldoBreda製の部分低床車10本が補強されることになり, 同社製のType 8車両は総勢95本になります.
Weblog: 海外LRTニュース・ひろい読み
Tracked: 2007-11-15 19:01