2007年05月23日

【アウグスブルク】CityFlexの価格を巡る論議

アウグスブルク(Augsburg)が導入しようとしている次期低床車が,その
購入価格が高すぎるのではないかと批判されています.

今年2月の時点で,アウグスブルク(Stadtwerke Augsburg)はコンビーノに
代わり導入する次の低床車として,ボンバルディア(Bombardier)の100%
低床車モデル,FLEXITY Outlookを選んでいました.基本契約で10編成の
総額約3600万ユーロで,このほかにオプション20編成があります.

1編成あたり3百万ユーロを大きく超える価格に対して,ANAという,直訳
するとアウグスブルク近距離交通ワーキングチームとなる登録団体が,
導入するStadtwerke Augsburgを批判しているという記事がありました.
契約の取消まで求めています.
ANA : Arbeitsgemeinschaft Nahverkehr Augsburg e.V.

この団体は,オーストリアのリンツ(Linz)が導入した同じ形式の低床車
FLEXITY Outlook Cタイプが,ほぼ同じ条件にもかかわらず1編成242万
ユーロ(2008年換算額?)であることを引き合いに出し,アウグスブルクの
契約は高すぎると主張しています.
* アウグスブルク
車両長 40.6m / 車両幅 2.3m / 定員(座席数) 228(85)
* リンツ
車両長 40.0m / 車両幅 2.3m / 定員(座席数) 217(61)
ボンバルディアのサイトでは立席153+座席71になっています.

Stadtwerke Augsburg側では妥当な額と反論しているようで,他のメーカ
ではもっと高い金額だったと明らかにしています.下記の記事ではこの
契約額論争が新しい局面を迎えたというように書いてあります.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
22.05.07 Der teure Tramkauf
(Augsburger Allgemeine ニュースへのリンク)

それぞれの公式サイト上でも発表がありました.
22.05.2007 Tramkauf: Linz zahlt nur 2,4 Millionen. ANA fordert
Stornierung der CityFlex-Bestellung
(PDFファイル)
(ANA e.V. プレスリリースへのリンク)
City-Flex am günstigsten: (PDFファイル)
(Stadtwerke Augsburg 公式サイトへのリンク)

ところでFLEXITY Outlookは,元々Cityrunnerと呼ばれていたものが,
ボンバルディアになって名前が変えられたものですが,アウグスブルク
ではタイトルにあるように,CityFlexと呼ばれるようになるかもしれま
せん.ただし,デンマークの清掃車が同じ名前を付けているため,その
問題が片付いてからになる模様です.

CityFlexは,数ある候補の中から投票で一番得票数が多かった名前だった
そうです.
そのあたりの経緯まで含めて,非公式ながらアウグスブルクの路面電車に
詳しいサイトがありました.
車両解説ページ Wagenpark Straßenbahn
フォーラム Neue Strassenbahnen von Bombardier
(Nahverkehr in Augsburg へのリンク)

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | ドイツ このエントリーを含むはてなブックマーク
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Excerpt: バイエルン州の人口26万4千の街,アウグスブルク(Augsburg)市を走る 路面電車は,二年後には76本が低床車になる模様です.
Weblog: 海外LRTニュース・ひろい読み
Tracked: 2008-04-08 19:02