Lynxのブルーライン(Blue Line)は,ひょっとすると11月末の予定よりも
早く開業できるかもしれないとの期待がもたれていましたが,その芽が
半ば摘み取られてしまったようです.
予定より早い開業には,ライトレール計画の将来を左右する投票の前に,
実物を有権者に体験してもらうという重要な意味がありました.
すでにご紹介しているように,メクレンバーグ郡(Mecklenburg County)の
1998年に制定されたトランジット売上税の見直しを希望する署名が規定の
数に達したため,今年11月の選挙の際に住民投票で同地域のライトレール
計画などの主要財源となっている0.5%の売上税の是非が問われることに
なっているのです.
先週,新たに二週間ほどの工事の遅れが明らかになり,はじめは11月末も
危ぶむ報道が流れましたが,その後11/26の開業予定には影響がないと
いうことが判明,しかし,投票以前の開業は困難になってきた模様です.
二週間の遅れというのは,ブルーライン南端の軌道敷設工事で,それでも
CATSは,Lynxブルーライン(Blue Line)の開業を11/26予定としています.
CATS : Charlotte Area Transit System
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
Jul. 26, 2007 CATS chief scolds light-rail builder
(The Charlotte Observer ニュースへのリンク)
07/25/2007 Officials expect no delay for light rail
(News 14 Carolina ニュースへのリンク)
News 14の報道によれば,早期開業の可能性が全くなくなったわけでは
ないように読めますが,果たしてどうなるでしょう.
シャーロット中心部(アップタウン)を始めとする路線の北部では,すでに
開業後は営業用車両となるシーメンス製の部分低床車Avantoが走り込んで
います.が,その際の警告音が慣れない沿線住民に不快に思われたり,
今年初めに発表されたノースカロライナ州立大学(UNCC)の報告が,ライト
レール計画に好意的だったのは,中立を欠いた立場だったからではないか
との疑惑が沸き起こり,それに対しての調査が開始されたりと,ここの
ライトレールは,依然として紙面を賑わせています.
UNCC : University of North Carolina at Charlotte
この調査報告は,CATSのライトレールの建設費と運営費は,他の類似する
都市のものと変わりないと結論付けていました.
LYNX Blue Line - South Corridor : Construction Update
中心部 : South Corridor - Center City Construction Update
(Charlotte & Mecklenburg County Government 公式サイトへのリンク)
アップタウンのバスターミナル(Charlotte Transportation Center)の
近くには,Lynxの駅も設けられます.
(Charlotte Transportation Center/Arena Station)
将来は地域交通の要となるその駅の予定地近くに,不意に試運転電車が
現れたところ :
ここでは道路よりも高いところを走り,交差する道路とは立体化されて
いますが,アップタウン内でも一部は平面交差で踏切があります.
誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
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