チェコのプラハ(Praze / Prague)に,2006年からポルシェ(Porsche)が
デザインを手がけた,シュコダ(Škoda)製の部分低床車(50%低床)が12本
導入されています.1本あたり価格が6千万チェココルナ(Kč),約290万ドルの
この新車購入は,プラハ市にとって大きな投資でした.
Kč : Koruna česká
しかし,プラハ市電(Pražská tramvajová)の9,14,22,23系統にこの
新車14 T形式が投入されて1年半たち,利用者の評価はわかれています.
14 Tに不満を持つ人もいることを,多国語放送のラジオプラハと英語の
週刊新聞が,先月から今月に掛けて報道していました.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
25.07.2007 Public Transit Company goes back to the drawing board
with Porsche's designs
(Radio Prague ニュースへのリンク)
August 1st, 2007 Locals split over new trams
(The Prague Post Online ニュースへのリンク)
車両の情報 : Low-floor tramcar 14 T Škoda 14 T (英語版)
(ŠKODA TRANSPORTATION s.r.o. 公式サイトへのリンク)
非公式サイトだと思いますが,車内の様子も含めて豊富な画像が見られる
ページがあります. Stránka o tramvajích 14 T
(Pražská tramvaje へのリンク)
プラハ市民がこの14 Tに不満を持っていることの中には,空調の効きとか
音がうるさいというようなことに加えて,車内の座席配置があります.
上記サイトの車内の画像などを見てもわかるように,台車のある車体は
高床ですが,その部分は座席が横向きになっている上に,足元が塞がれて
います.これが混雑時に特に坐れない乗客に狭く感じさせているのです.
足元には台車が収容されているのでしょう.これまでのタトラ(Tatra)製
車両には,このような座席配列はありませんでした.
(これと似たような配列は,他社の低床車にも見られます)
記事は,新車(14 T)の良いところは乗降りが容易くなっただけという意見
や,タトラ車のほうが良かったという声も紹介されています.
プラハ交通会社(DPP)は,いくつかの意見を取り入れて12本の改造に着手
するそうですが,座席と空調には手を加えそうにありません.DPPの14 T
導入計画では,年内に27本にまで増備され,2010年までに全部で60本に
増やす予定です.
DPP : Dopravní podnik hl. m. Prahy
誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
2007年08月05日
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