オランダの話題が2つあります.
先日,普段はフランスのミュルーズを走る100%低床トラムがユトレヒトを
一日走ってから間もなく,BRUとそれを構成する9つの市は,委託していた
コンサルタント会社から,懸案だったユトレヒト中央駅(Utrecht CS)と
大学(Universiteit Utrecht)のある東部De Uithof地区を結ぶのは,今の
トラム(sneltram)路線(lijn Utrecht-Nieuwegein-IJsselstein)を改良
して延長させる形が最適との推薦を受けていました.
また,ユトレヒトからDe Uithofよりさらに東部のザイスト(Zeist)や,
南部のフィアネン(Vianen)などへのトラム路線構築も良い反応でした.
BRU: Bestuur Regio Utrecht (ユトレヒト地域の地方政府?)
BRUなどはこれを受けて年内には決定を出し,その後も順調に運ぶと,
現在は全長25m級の3車体連接バスが頻繁に走る中央駅とUithof地区の間の
道路を,2012年か2013年には路面電車が行き交うことになるようです.
今の路線にも低床車両が導入されているでしょう.
Google Earthからでもはっきり見えるバスレーン(busbaan)を,トラム
軌道に転換するに5500万ユーロ必要との見積もりが出ています.また,
既存路線改良は,その程度により2500万から5000万ユーロだそうです.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
19-09-2007 Keuze voor één tramsysteem in stad en Regio Utrecht
(Gemeente Utrecht ニュースへのリンク)
この他にも短信が多数ありました.
ユトレヒト関連 過去ログ:
2007/9/07 【ユトレヒト】9/09 ミュルーズからの来賓
【アムステルダム】
もう一つは,アムステルダムの毎週ノーカーサンデー案です.
オランダ政府は,2008年からアムステルダムでは毎週日曜をノーカーデー
にするほか,ディーゼル燃料税や自動車の使用にかかわる税率の引き上げ
など,強力な法案を発表したと報道がありました.欧州モビリティ週間に
あわせたのでしょう.
記事によれば,日曜日は午前9時から午後5時までの間,アムステルダムの
環状道路より内側には外から自動車が入れなくなり,環状道路より内側の
道路は,自転車と歩行者のみに開放されます.その時間帯は公共交通か,
例外として通行が認められるタクシーを利用することになります.これが
イベントではなく毎週行われることになるかもしれません.
公共交通が不便な地域への対策として,パークアンドライド施設の倍増も
考えられています.既に実施中のパークアンドライドでは,環状道路外側
からの訪問車両に対し,今は一日5.50ユーロの駐車料金で公共交通機関に
有効な切符を2枚配布しているのを,一台につき5枚にすることも望まれて
いる模様です.
また,アムステルダム市としては,これを機会に市電と路線バスの24時間
運行を希望しているそうです.
September 21, 2007 Going Dutch on Sunday means two, not four,
wheels (Motoring & Independent Online ニュースへのリンク)
南アフリカ共和国向けの記事のためか,通貨単位がR=ランド(rand / ZAR)
になっています.換算率は1EUR=9.85ZAR,1ZAR=0.10EURぐらい,日本円
換算ではR1.00=16.51円前後のようです.
誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
2007年09月22日
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