2005年10月09日

【シアトル】車庫没収で路面電車運休に

ウォーターフロントストリートカーの運休日が決まりました.
11/19から路面電車はバス代行になります.バスはキング郡のMetro Transit
が運行し,シアトルの無料区間内を走ることから運賃は不要です.またバス
には特別なデザインが施されるようです.
Waterfront streetcar gets new home that saves money and opens views
from new sculpture park

(King Countyのニュースリリースへのリンク)
Covering the Waterfront Streetcar Suspension
(City of Seattle, City Councilのニュースリリースへのリンク)

この運休は,車庫が移転のため閉鎖するからで,新しい車庫ができるまでの
間は運休が続きます.現在の車庫はシアトル美術館のオリンピック彫刻公園
(Olympic Sculpture Park)の一部になるため,立ち退きを余儀なくされた
というわけです.新しい車庫は一時期は今の路線を北側に延長して,その先
に移転する案もありましたが,経費が高くなるためPioneer Square地区に
なりました.今の路線の南側の終点近いOccidental Parkの隣です.
Occidental Park と車庫予定地 (MSN Virtual Earthへのリンク)

シアトル港湾局が提案していた路線を延長した場合,車庫の移転を含めて
2000万ドルかかるのに対して,路線延長のないPioneer Square地区への車庫
移転なら900万ドルで済むというのです.900万ドルはシアトル市と港湾局が
各100万ドルずつを,残り700万ドルはキング郡が負担します.

City Councilのニュースリリースのほうには,代替バス路線図のPDFファイル
へのリンクもあります.それによれば利用者の便宜を図るため,キングスト
リート駅前を通るなど,現在の路面電車の軌道より1本南の通りを走るような
感じがします.観光客だけではなく通勤客も使っているからでしょう.便利
になるからバスのままで十分ということにならなければいいのですが.

新しい車庫は移転先が正式に決まったのが遅くなったため,設計がこれから
始まるようです.その完成後に路面電車の運転が再開されますが,今から
1年半から2年後の,2007年旅行シーズンに間に合わせたいとしています.

ただ予定通り再開できたとしても,ウォーターフロントの高架道路(Alaskan
Way Viaduct)の工事が始まると,また長期運休が待っています.
posted by NeiTech at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(3) | 米国北西部 このエントリーを含むはてなブックマーク
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