これまでホームと出入口の間にゲートなどの仕切りがなかった地下鉄に,
新たに改札機を導入しようと検討している街が,実はヨーロッパにもあり
ました.チェコのプラハです.
厳密には1974年にメトロ(Metro)が開通した当初には,ゲートがあった
とのことです.プラハの英字新聞の記事に書かれた言葉(turnstile)通り
ならば,回転式の改札機だったのでしょう.それが,1980年代なかばに
ドイツやオーストリアの地下鉄をまねて撤去されたそうで,それ以来,
切符購入は自己申告=信用乗車の形になりました.
ゲート復活案は,プラハでも不正乗車の多さがきっかけになっています.
25%もの割合でした.その分の損失を抑えるべく,DPは今後三年かけて
全駅に改札機の再導入を計画しているというものです.
DP: Dopravní podnik Praha
50を超える全駅への導入に掛かる費用は,10億チェココルナ(約3860万
ユーロ / 約5680万ドル)と見積もられますが,25%という不正乗車率の前
には,DPにとって前向きな投資と映っています.決定は3月に下される
模様です.
現在,プラハでは切符不所持の罰金が700チェココルナ(約27ユーロ)だ
そうです.1月から金額が引き上げられ,それまでは月間パスの料金に
ほぼ匹敵する500チェココルナ(約19ユーロ)でした.しかし,これ以上は
法の問題があり,罰金金額を上げることが困難なようです.
また,切符の検査には140名が動員されていて,昨年は23万件の罰金,
額にして1億100万チェココルナ(約400万ユーロ)を徴収していますが,
暴力的な抵抗に遭ってあって取りはぐれも出ていたとのことです.
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
January 23rd, 2008 City metro may revive turnstiles
(The Prague Post ニュースへのリンク)
プラハ関連過去ログ: 2007/8/05 部分低床の新車より旧型車が好み?
誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
2008年01月28日
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