2008年05月27日

【アルストム】低床車貸出し第二弾も南半球へ

フランス製の最新鋭トラムが,アルゼンチンのブエノスアイレスに続き,
再び南半球に出張です.今度の行き先はオーストリアのメルボルンで,
5本が3年契約で貸し出されることになり,その第一陣が早速メルボルンの
街中をお披露目走行した模様です.

借り手はメルボルンのYarra Tramsです.Yarra Tramsでは乗客の増加に
対応するため新車導入を検討中ですが,同社や州政府が購入を決定する
までの間の応急措置として,1千万ドル(豪ドル)で5本を3年間借りること
になったと記事に記されていました.その間に新車を買う話を進めると
いうことのようです.

Yarra Tramsは,既にアルストム製の低床車シタディスを36本所有して
います.2001年より営業運行に就いていて,メルボルンではCクラスと
形式名がつけられているCitadis 202は,全長23m足らずですが,今度の
レンタル車両は同32.5mあるCitadis 302です.メルボルンのトラムでは
最長になるとか.形式名はC2で,早くもC2 class Melbourne tramという
項目で,英語版Wikipediaに登場しています.

C2の第一号は,メルボルンのMetcardに対応する機器の設置と,エアコン
強化が行われているそうですが,ミュルーズ向けの塗装のまま輿入れと
なりました.今後一か月近く試運転を続けたのち,一日3万6千人が利用
するとされる96系統に投入されます.残りの4本も,8月ごろまでには到着
予定で,契約は2011年12月までとなっています.

Yarra Tramsの発表と現地メルボルン発の報道:
(外部リンクは新しいウィンドウで開きます)
26/05/2008 Step into the future
(Yarra Trams 公式サイトへのリンク)
May 27, 2008 Yellow trams on way for Melbourne
(Herald Sun ニュースへのリンク)
Herald Sunの記事には写真が掲載されています.

場所は変わり,こちらもやはりアルストム製シタディスの短期出張です.
先日話題になったルクセンブルクのトラム計画を,多数が支持していると
する記事の中に,春の展示会?(Frühjahrsmesse)で,ホンモノと思われる
トラムの内覧が行われ,その時の画像が掲載されています.その椅子の
形状から,これはニース向けシタディスのように思われます.
26-05-2008 80 Prozent unterstützen die Straßenbahn
(Luxemburger Wort ニュースへのリンク)
ルクセンブルクでシタディスの採用が決まったわけではありません.

ミュルーズのトラムが最初に南半球に出向いたブエノスアイレスには,
昨年7月から運転されている路面電車の路線延長計画があります.
今日たまたま見かけた記事によれば,ミュルーズからの黄色い電車は,
観光客向けトラムとして,今後も10時から18時まで20分ないし30分間隔で
延長された区間まで拡大して運転され続けるようです.
26 de Mayo de 2008 Tranvía: Por un sistema de transporte público
no contaminante y económico
(Agencia NOVA ニュースへのリンク)

この記事によれば,南東部のGerli地区まで行く通勤用には,白い新車が
用意されて,一日24時間運行,5分か10分間隔での運転が考えられている
そうです.

ミュルーズの黄色いトラムは,ほぼ同時に南米と豪州で,それぞれ別の
話題で記事に掲載された形になりました.

誤訳や誤解で内容が間違っていましたら,ご容赦ください.
posted by NeiTech at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | フランス II このエントリーを含むはてなブックマーク
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